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奈良県奈良市高畑町

春日大社、唯一の社家を後世に。

築数百年?神職の住んだまちに残る社家住宅を守り活かそう

  • 賃料:相談
  • 土地面積:約413㎡※
  • 建物面積:189.26㎡

春日大社の神職が住む「社家町」であった奈良高畑町に唯一残る社家住宅「藤間(とうま)家住宅」の老朽化が進んでいます。貴重な建物を後世に伝えようとオーナーを中心に、春日大社、研究者、行政が一体となって活動を始めました。少なくとも100年前には建っていたと推定される部分は修復・保存し、以降の時代で増築された部分は改修・利活用することで、次の時代に繋げていく施設に生まれ変わらせる必要があります。またこの建物は「社家町」である高畑町地域の活性化に向けての役割も期待されます。とてつもなく壮大な歴史の一端にあなたも加わりませんか?

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ABOUT
高畑町は春日大社南側に位置し、それまで平城京内に住んでいた神職が鎌倉時代に移住したことで、まちを形成しました。神職である神主や禰宜(ねぎ)が歩いた春日大社へ至る上・中・下3つの禰宜道は今も残っています。奈良の鹿たちが暮らす広大な鹿苑やあの東大寺南大門など壮大なスケールを奈良に来て感じるのも1つですが、静謐な林の合間を抜けていく体験は、さらに特別です。春日大社は平成30年で創建1250年。分社は全国に3000、平成10年には「古都奈良の文化財」として春日山原生林と併せユネスコ世界遺産に登録されました。日本の歴史そのものを具現化していると言っても過言ではないでしょう。

明治維新後、それまで世襲制だった社家制度が廃止され、社家住宅が次々と姿を消していく中で、藤間家は室町時代から昭和の初期まで、大社の禰宜職を務め、つい3年前までオーナーのお母さまが住まわれていました。道に面して風格のある築地塀と薬医門、そして奥には瓦屋根が見えます。高畑町エリアがどこか神妙な空気をまとっていますが、まさにこの建物がその空気感の中心といえる雰囲気です。ただ遺跡とでも表現した方が近いほど老朽化は激しく、失礼ながら、ここに少し前まで人が住んでいたとは信じられません。

中に入ると、さらに信じられない状態。雨漏りにより、壁の一部が崩れ、床も抜けてしまっています。加えて調査のための仮設照明の設置や一部解体作業による工事現場の様相も相まって、、オーナーさんも「母が住まなくなったとたんに劣化が急に進んでしまった。」と驚かれています。そんな現場では、次々と古文書が出現、目録作成から順次進めている状況とのことです。ふすま絵は狩野派絵師、勝山琢眼(1747-1824)によるもので、その落款より少なくとも100年以上前の建築と推定されています。

古い部分は玄関入った先の4帖半と、その隣り6帖と8帖の続き間の3部屋。この部分と外側の門塀は歴史的にも補修し「保存」を目的とする範囲になります。調査を進めると、例えば大工の技法も、後世の宮大工に伝わるものと異なる技法が使われているなど、貴重性が増すばかりの状況とのこと。それ以外の大部分は、一般的な古民家で考えれば当然に歴史的価値は高いものの、この社家住宅を次世代に残していくために利活用していく場所になります。

とにかく壮大な計画です。関わる研究者の皆さんも錚々たる方々、奈良県も奈良公園に面する特別なエリアとして本気を出していくでしょう。そして春日大社にとっても大切な遺構です。ただその中心にいるオーナーは一般の方であり、高畑町地区の人々も今は一般の方々。京都の次のスポットとしてインバウンド需要もこれからより期待される中で、近所にも古い建物を活かしたカフェやゲストハウスが少しずつ増えていますが、より遠い過去に思いを巡らせることが、遠い未来に向けた活用の仕方、まちの在り方を考える、大きな機になりそうです。
物件詳細
場所 近鉄奈良駅から徒歩25分。バス利用の場合は「破石町」バス亭下車5分。奈良公園を通り、春日大社に立ち寄ってから、現地へ行くと、社家町としてのロケーションが理解しやすい。
土地面積 約413㎡※ 建物面積 189.26㎡
建ぺい率 60% 容積率 200%
土地権利 地目
建物構造 木造2階建 現況 空き家
所在階 築年数 18世紀末※2
間取り 14K 敷金 相談
礼金 相談 都市計画 市街化区域
用途地域 第一種中高層住居専用地域 公法制限 15M斜線高度地区、春日山保存区域、第4種風致地区
管理費 修繕積立金
取引様態 相談 引渡し日 相談
備考 ※:土地面積は今回新たに区画割を調整した場合の想定面積
※2:ふすま絵の落款からの推定年代。玄関に近い3間以外は、のちの改修によるもの。

オーナーからのメッセージ

先祖代々の土地建物というだけでなく、遺すべきものとして、本業の傍ら利活用に向けての動きを進めております。建物としては唯一残っているのが当家ですが、古い文献と照らし合わせ、周囲を歩きまわってみると基礎の石積みなど、同じく古いものが高畑町全域に遺されていることがわかってきました。先日、一般社団法人「高畑トラスト」を設立し、今後の活動を続けていく計画です。少し前の文化財指定がなく身動きの仕方もわからないところから考えると、本当にたくさんの人が関わりはじめてくれています。こちらのサイトでも、さらなる関わりをつくっていくことを期待いたします。

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