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毎日が休日、魔法の古民家

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カマクラ図工室

2018.2.28 Entry
鎌倉を中心とした社会全体を図工室に見立て、子どもたちが自ら多様な個性と関わりながら新しいモノやコトをつくり出す活動をサポートする「カマクラ図工室」。「腰越の家」を新たな拠点とし、鎌倉の子どもたちが集い、食べ、語り合い、行動し、創造力を培うことのできる場を、現職教員・芸術家・市民が協働してつくり出していきます。
矛盾を抱えこんだ学校教育
子どもの創造力を育む「余白」は、かつて学校の“外”に存在していました。家庭や地域社会では、大人と共に家事や労働に従事し、その大人の背中に自分の未来を重ねていました。一方、野山や川、原っぱや空き地においては、大人に干渉されることなく、知恵を出し合って様々な遊びをつくり出していました。つまり、子どもたちは「労働」や「遊び」を通して人間や自然との多様な関わり方を直接学び、自分の生きるカタチを創造していたのです。
しかし、高度経済成長期を経て、生活の主要な舞台が学校の“外”から“内”へ移行した頃から、子どもたちの成長に歪みが生じます。以後、学校は家庭や地域社会の教育的役割を抱え込み、年々過密化する年間スケジュールの中で、効率よく創造力を育まなければならないという矛盾を抱えたまま今日に至っています。
学校の“内”から“外”へ教育の責任を押し返す
教育とは、子どもが自分の生きるカタチを創造するための営みです。そして「創造力」は、「効率」の世界とは切り離された「余白」の中で、試行錯誤を繰り返しながら育まれるものです。教育の再生には、学校が抱え込んだ教育の責任を社会の人々と分かち合うことが必要不可欠であり、具体的な方策としては、以下の2点が考えられます。

● 子ども自らが多様な個性とかかわりながらモノやコトをつくり出す「余白」を地域社会の中につくること
● 社会の人々が自らの日常的・創造的な営みを通して多様な「生きるカタチ」を提示すること

消費社会の中で衰退しつつある家庭や地域社会の教育力の補完が急務となっている今、私たちは本プロジェクを通して、家庭・地域社会・学校の分断した関係性を新しいカタチで再構築していきたいと考えています。
カマクラ図工室とは?
『カマクラ図工室』では、子どもたちが自ら社会と関わりながら、モノやコトを「つくる」活動に取り組んでいます。活動は、鎌倉周辺の美術館を拠点とし、美術作品を介して自分自身を見つめながら旅の主題を見つけることから出発します。そして、夏には鎌倉市と姉妹都市関係にあり、鎌倉の海とは異なる山間部の土地でもある長野県上田市において芸術家らと宿泊生活を行い、上田市民と交流を図ります。そこで獲得した「実感」を鎌倉に持ち帰った子どもたちは、絵画、立体、写真、音楽、言葉、料理などの表現方法で時間をかけて作品化し、自分たちで企画・運営する展覧会を通して社会の人々との交流を図ります。 
「原っぱ」のような…
『カマクラ図工室』では社会全体を図工室に見立て、人との出会いから旅の行程、食事、作品、展覧会に至るまで子どもたち自身で「つくる」ことを大切にしていますので、そこに関わる大人(現職教員・芸術家・市民)は、特別なお膳立てをしたり、管理的な指導をしたりすることよりも、子どもたちが自らの欲求に従ってどんどん行動する姿を見守り、「安全に失敗できる環境」を整えようと心がけています。子どもたちは、こうした「原っぱ」のようなぽっかり空いた時間と空間の中で、他者と関わり合いながら絶えず自分を造形し、解体し、再構築し、ヴァージョンアップしながら自立に向かっていきます。
子どものために「何もしない」
「何もしてくれなかったことがうれしかった」
1年間の活動を終えた子どもが残してくれたこの言葉は、今でも強く印象に残っています。私たち大人は「子どものため」と思い、ケータイやタブレット、ゲーム機…、学習塾や習い事、週末の娯楽…に至るまで、つい子どもたちに“特別な”モノやコトを与えたくなります。しかし、何でも与えてもらえる消費文化にどっぷり浸っている子どもたちが潜在的に欲しているものは、より特別な「サービス」ではなく、自分の頭で考え、行動するための「余白」なのではないでしょうか。私たちは、今後も子どものためにあえて「何もしない」という教育方法を模索し、子どもを「育てる」場ではなく、子どもが「育つ」場を設えていきます。
情報公開
facebook『カマクラ図工室』
https://www.facebook.com/kamakura.zukoshitsu

記録集『特別のない教育』
http://www.group-rough.net/museum/pdf/yamatoumi.pdf

『山と海2017』開催要項
http://www.group-rough.net/museum/pdf/zukoushitsu2017.pdf

記録集『鎌倉市・上田市 姉妹都市交流プロジェクト』
http://www.group-rough.net/museum/shimai.html

ENTRY PROJECTS

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2018.2.27 Entry

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2018.2.28 Entry

海や自然、季節を感じるヨガでじっくり体や心をほぐしリラックス。 その後の交流の時間も楽しみます。 腰越や地元の食材を使った美味しい食事とのコラボ 食事の後...
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2018.2.28 Entry

多世代みんなごちゃ混ぜに人が集まる場... 男性女性、じーじばーば、子供ちゃん、障害をお持ち、シングルマザーファーザー... いろんな人が集まれば何かが生まれ...
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