ハロー!RENOVARTION

ハロー!RENOVATIONとは? menu

これが、龍野城下町”まちごとホテル”構想! 住民と観光客がつながり合い「第二の故郷」へ

ハロリノ編集部

先日スタートした、兵庫県たつの市の重要伝統的建造物群保存地区(以下、重伝建地区)を中心に展開する「龍野城下町」エリア再生ファンド。クラウドファンディングを活用し、空き家を「住民が立ち寄るお店×観光客が滞在する宿」に再生する“まちごとホテル構想”は、ただのホテルづくりではありません。15年間、取り組んできた龍野のまちづくりにおける大きなステップアップです。構想の狙い、そして観光客と地域の暮らしの接点を生む場をどうつくっていくのかお伝えします。

こんにちは! 「NPO法人ひとまちあーと」の木元です。今回は、私がかかわる「龍野まちごとホテルプロジェクト」の「まちごとホテル構想」がどのようなものなのかをご紹介します!

「まちごとホテル構想」は、先人たちが大切に守り続けてきた“歴史あるまち並み”を有する兵庫県たつの市にある城下町エリアで、空き家を「宿」として再生させるプロジェクトです。まち全体をひとつの宿と見立て、飲食は町に点在する店舗を利用いただくことで、“暮らしと観光が共存する町”を目指しています。

まちづくりの一環としてこれらを仕掛けているのは、このエリアで、表裏一体となってまちづくり事業を行っている「NPO法人ひとまちあーと」と、空き家を積極的に管理し、新規出店に繋げている市民出資のまちづくり会社の「株式会社 緑葉社」です。

緑葉社は直近5年間で約60件の物件を管理し、20件の新規出店をサポートしてきました。その中で見えてきた龍野城下町の課題は、「日帰り観光しかできない町」だということです。地域経済を回すには夜営業の飲食店や宿泊施設を増やし、長時間滞在をしてもらうことが必要不可欠だということが見えてきました。

そこで昨年、ホテル運営会社(株式会社masumasu)と開発会社(株式会社MMD)を立ち上げ、龍野城下町・客室分散型古民家ホテル「kurasu」の計画をスタートさせたのです。

宿泊客は、別棟の観光案内所内にあるフロントデスクでチェックイン後、客室棟へ向かい、荷物を置いて城下町の飲食店で夕食・朝食をとってもらう仕組みです。今年3月末に1棟目が無事オープンしました。

観光資源は龍野の暮らし。重伝建地区で人の営みに出合う

毎年恒例の町の方との餅つき大会。若者がついたお餅を、おばあちゃんたちがどんどん丸めていってくれます

構想のキーワードは“暮らしと観光が共存する町”です。
では、龍野の暮らしとは、どういったものでしょうか。これまでのまちづくり活動を通して感じてきたことをいくつか紹介します。

・重伝建地区と「人の営み」が共存し、丁寧に暮らすことを大切にしている
・自然と調和した美しい景色があふれる日常のなかで、四季の移ろいを肌で感じることができる
・住民一人ひとりが敷地内の手入れはもちろん、町中の美化に取り組み、ゴミのない環境を保っている

このプロジェクトは、こうした魅力を観光客に知ってもらいファンになってもらう仕掛けです。例えば、住民と知り合いになったり、お気に入りのお店や散歩コースを見つけたりして「また行きたい」「また会いたい」と観光客と住民が互いに引力を感じる「第二のふるさと」をつくり、龍野の関係人口を増やしていけたらと思っています。

日帰り観光から宿泊観光、そして移住候補地へ

私たちは、今回のプロジェクトが龍野城下町に二つの効果をもたらすと考えています。
一つ目は、観光客の滞在時間が半日から2、3日に伸ばすことで、町の経済が活性化すること。
二つ目は、kurasuでの滞在によって移住者促進につなげることです。

例えば、地域のお店で食事してお客さんや店主と知り合いになったり、住民と同じように夜8時以降は静かに過ごしたり、近くのパン屋さんで朝食を買って自然の中、家族でピクニックしたりと、宿泊される皆さんには「この町に暮らしているつもり」で滞在していただくことおすすめしています。

どこにでもありふれているはずの体験に豊かさを感じていただけるのも、日々丁寧に暮らす地域住民の日常が目の前にあるからこそなんです。その辺りを大切にしつつ、城下町古民家ホテルkurasuでの宿泊体験が、関係人口や移住者を生み出す仕掛けとして機能し、地域で経済も人も循環するサイクルを創出していけたらと考えています。

住民一人ひとりが“暮らしの継承者”として誇れるように

城下町の居酒屋で地域の60代、70代のおじさんが、「龍野は素敵ですね」と言う20代の観光客に「こんな田舎町のどこがええんや?」と期待しながら問いかける場面をよく見ます。きっと誰だって、自分の町を外の人からほめられると、気恥ずかしくも誇らしい気分になりますよね。

観光客が「いい町だ、住んでみたいな」と思ってくださっても、住民はその魅力に気付かないものです。ですから、この構想を進める過程で、住民の町に対する意識が高まり、「龍野らしい」暮らしを継承したいと思う人が増え、地域経済が豊かに循環していけば、より魅力的な地域になっていくのではないかと期待しています。

ひとまちあーとのこれまでの活動のアーカイブはこちらからご覧いただけます。(http://npo-hma.net/blog/
今後、魅力的な龍野地区の歴史的文化的背景もご紹介していきます。

私たちの活動、龍野という町に興味を持ってくださった方は、ぜひイベントに参加いただき、みんなでお話しましょう。一人でも多くの龍野ファンが増えていけばいいなと思います。ぜひ一緒に龍野を盛り上げていってください!

龍野まちごとホテルプロジェクトに投資で参加しませんか!

暮らしと出会う宿―龍野まちごとホテルプロジェクト
投資型クラウドファンディング募集中

ファンド詳細を見る

最新情報はこちらをチェック
・ウェブサイト
http://npo-hma.net/blog/

・Facebook
https://www.facebook.com/npohma

・Instagram
https://www.instagram.com/kurasu_tatsuno/

ハロリノSTORIES一覧へ戻る