昭和期に炭鉱産業で栄えた古き街並みが占める駅前エリアと大規模再開発事業で様変わりするエリア。その駅前にある一軒の古ビルを「のあそび（野遊び）」を感じるスペースに変えることから始め、周辺を次第にのあそび色に変えていくプロジェクト。旧ビジネスホテルの空間を活かして、ホテル・シェアキッチン・レンタルスペース事業から始め、野遊びをキーワードに関係人口を増加させ、周辺の空き家利活用促進を進展させる。

熊本県の北西部に位置し有明海に面する熊本県内で２番目に面積が小さい町。有明海の恵みを受けた豊かな自然と、工業地帯が共存する町として発展してきた町も昭和期に栄えた中心地は寂れ空き家だらけ。閉塞感が深刻化する社会課題（テーマ）も暮らしを面白くしようとプラスに転じていこうとあちこちでリノベーション物件を少しずつ増やしていくプロジェクトです。