函館・歴史的建造物の継承ファンド達成お礼! 最新間取り図も初公開

こんにちは。ハロリノプロデューサーのダイキです。
このたび函館西部地区にある伝統的建造物の旧守屋住宅を再生する「函館・歴史的建造物の継承ファンド」が募集金額880万円を達成しました。ファンドに投資してくださったみなさんをはじめ、この取り組みに関心を寄せて応援してくださっているイベント参加者やSNSフォロワー、メディア関係者、そして旧守屋住宅再生に力を貸してくださっているコミュニティメンバーなどなど、たくさんのサポートがあって達成することができました。本当にありがとうございました!

テナントは9つ。出店者から広がるコミュニティ

プロジェクトが目指すのは、地元の人たちが気軽に新規創業などにチャレンジできる場所。「出店者から広がるコミュニティ」をコンセプトに、既存の和室の間取りを生かして小分けのブースをつくり、通り土間を通すことで商店街のように出店者同士の顔が見え、つながりが生まれるようにリノベーションプランを考えました。さらにはイベントで出たアイデアや投資家さんとの会話をヒントにプランをアップデート。より多くの小商いが集まれるようにテナント数を9つにしました。※募集賃料の総額は変わりません

たとえば正面テナントの焼き菓子屋さんを訪れたついでに、奥の雑貨屋さんにも足を運んだり、2階に入居したデザイナーさんとの打ち合わせ前にコーヒーをいただいたり。まだまだ僕らの利用イメージで実際のテナントはこれから募集しますが、周辺エリアは個性豊かな小商いが続々増えているので、ドリンクを片手にまち歩きも存分に楽しんでいただけたらと思っています。

函館の古い建物の保存活用に取り組む、蒲生寛之さんインタビュー記事
函館旧市街の小商いがおもしろい。伝統建築を再生するまちの不動産屋、蒲生寛之さんが考えること

最新の間取り図・1階(路面側に3つの飲食向けテナント、奥に3つの物販向けテナント)

最新の間取り図・2階(ものづくりの工房や個人事業者の事務所などに使える3テナント)

リノベーション工事がいよいよ始まります

日常のささやかな楽しみに出会える、小商いが集まる場“小商いのドリームハウス”をみんなでつくりたい、伝統的建造物を地域に開き次世代に残していきたいという思いで取り組んできた本プロジェクト。築113年の旧守屋住宅のリノベーション工事がいよいよ始まります。

2023年1月の完成を目指しつつ、まちづくりに取り組む地元不動産会社・蒲生商事の蒲生寛之さんと連携してテナント入居希望者を募集していきます。函館に出店を考えられている事業者や伝統建築の再生に興味のある方、函館西部地区を盛り上げたい、という方が友人知人にいらっしゃいましたらぜひご紹介ください。伝統的建造物を小商いで未来につなぐプロジェクトを引き続きよろしくお願いいたします!

関連情報・プロジェクトにかかわる方の思いを紹介中

函館・歴史的建造物の継承ファンド【投資型】

 函館・歴史的建造物の継承プロジェクトについて

全国有数の観光地である函館市の中でも、日本三大夜景の函館山や伝統的建造物がコンパクトにまとまっている人気エリア「西部地区」。金森赤レンガ倉庫のすぐ裏にある伝統的建造物「守屋住宅」を再生し、複数の“小商い”でシェアする複合施設をつくります。飲食・物販テナントのほか、事務所やアトリエとしても使えるインキュベーションの場とすることで、函館市内外の多様な人が集まり、事業が生まれ、エリア内の空き家・空き地を活用して広がっていくような循環を生み出していきます。

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ハロリノプロジェクトで小商いの場として再生する、函館市の伝統的建造物「守屋住宅」(1909年完成)。1階が和風、2階が洋風という典型的な函館の和洋折衷様式が特長の明治建築

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