2021.09.04
【専門課程レポート】<課題説明編>つくばセンタービルの事業活用を考えよう|「内山博文研究室」第2期
こんにちは!次世代まちづくりスクール運営事務局の上野です!
7月3日(土)に行われた、内山研究室の第4回目ゼミの模様をお届けします。
コンセプトは「プロジェクト企画プロデューサーになる為の総論とスキル獲得」
不動産と建築スキルを活用した新しい仕組みづくりを行います。
受講生のキャリアや目指す方向性に基づいて個別面談もしながら、実務的に役に立つ基本を学び実践していくことができます。
内山教授から事業立案を実践的に学べる!
リノベーション業界のパイオニア内山教授がマーケティング、コンセプト、企画のポイント、事業を行うにあたって大切にしていることを第1回~3回目の座学を通して学び、今回の4回目では実践課題がでました!(全部でゼミは6回!)
内山研究室ゼミ生を受講されている方は、事業を持っているからそうでない方も多様なバックグラウンドをお持ちの方がいらっしゃいます。
課題は、「つくばセンタービルの事業計画を立て、オーナーを説得すること!」
事業計画を立てるにあたり、茨城県つくば市の現状と課題点そして事業を計画するにあたっての考え方を学びました。
そして、舞台となるのは「つくばセンタービル」は1階2000平米のエリア飲食店の撤退が続き、現在はオフィスとなっています。
▼つくばセンタービルについて
https://www.city.tsukuba.lg.jp/jigyosha/machinami/machidukuri/1012833.html
つくば市と中心市街地の課題とこれから
分譲マンションの開発に伴い、インフラが整備され人口が15年で23%増加したつくば市。
研究学園都市として成長を続けますが、一方で市街地の大型店舗の閉店や都市施設の老朽化に加え、2035年をピークに人口減少が進むことが予測されています。その他にもさまざまな課題が点在しており、市が掲げる「持続可能なまちづくり」の理念のもと、これらの課題解決に取り組んでいくことが求められています。
内山教授の想い
「つくば市の現状や課題を聞き、みなさんに中心市街地を活性化するには、どんな要素があったらいいか、200平米は想像つきにくいかもしれないが、アイデア交換をしたい。図面や収益化は考えなくていい!
難しいかもしれないが、これが実践できないと空間のリノベーションだけで終わってしまう。エリアマネジメント・まちづくりは、さまざまな人たちを巻き込んで行う必要がある。つなぎ合わせるために何が必要かを考えてほしい。」との想いで課題は出されました。
課題内容は以下です。
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マーケティングリサーチ(ターゲット設定)を行う。
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事業計画(コンセプト、提供コンテンツ・提供サービスの企画)を行う。
5回目・6回目の講義でゼミ生のプレゼン、内山教授からの総評やフィードバックを頂きます。
課題の概要を説明し、4回目のゼミは終了。1カ月間の個人ワークや、オンラインでの内山教授やゼミ生同士の情報交換や議論から計画書を作成します。
課題はどう進める?ゼミ生が学び合いでお互いをサポート
ゼミ生たちは次回のプレゼンのため、課題に取り組む課程で、ゼミ生と内山教授の間でこのようなやりとりがされていました。
この提案に内山教授も快く現地の案内をしてくださることになり、有志のゼミ生たちがつくばへ視察に行きました!月1回の講義以外でも教授、ゼミ生とコミュニケーションを行い、共創的に学びの場をつくっていけること、そして、教授もゼミ生の想いには全力で応えてくれること、これがまちスク「専門課程」の魅力です。
やはり実際に現地に赴くと見えてくることが多くありますよね。
次回ゼミはついに発表の時間です!みなさんどんなプレゼンを行うのか…次回レポートでお届けします!
▼2021年10月より内山研究室第3期がスタート!9月中旬よりエントリー募集開始いたします。