旧東伏見宮葉山別邸継承プロジェクトいよいよ始動! ~あなたの私の「サラダ記念日?」を考えよう~

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竣工は1914(大正3)年、葉山のまちに潜む、宮家の元別荘「旧東伏見宮葉山別邸」。
2017年に国登録有形文化財に登録され、宗教法人イエズス孝女会により長年維持管理されてきましたが、老朽化もあり、同会による運営が困難となっています。皇室ゆかりの遺構として唯一残された旧東伏見宮葉山別邸を保全するとともに、葉山のまちの希望の一つに膨らませていくため、町民をはじめとする有志が集まり、約1年間の準備期間を経て一般社団法人La Casa Blanca Hayamaが設立されました!
2024年10月以降に改修工事がスタートしますが、その前に今回の事業に至った経緯やこれからの別邸をお伝えする機会として、イベントを実施いたします!

プログラム概要

今回のイベントでは、地域住民の方々に改修工事前、最後のお披露目会として館内をご案内します。
建物の歴史を知っていただき、この場所がどのように使われることになるのか、実際にイメージできるような催しにしたいと思います!

新しく生まれ変わった旧東伏見宮葉山別邸は、皆さまの身近な記念日や、大切な日を過ごす場としてお使いいただける場所になるよう考えております。
当日のワークショップでは「ステキな記念日」をテーマに、皆さまが大切にされている記念日の過ごし方や場所についてを語っていただきます!
よろしければ、家族や友人等の思い出のお写真をお持ちになってきてくださいね。

館内も自由にご覧いただけますので、普段は公開されていない貴重な歴史的建造物に実際に触れることが出来る機会です。
皆さまのご来館お待ちしております。

14:00~16:00(予定)
・施設の一般公開
・建物の歴史の解説と館内のご案内
・「東伏見宮葉山別邸での過ごし方を考えてみよう」ワークショップ
※当日の進行は予告なく変更することがあります

アクセス

JR「逗子」駅(京急「逗子葉山」駅)より、京急バス/山回り/逗1・2・5・6・7・8・14・15・16「向原」下車徒歩2分
※専用の駐車場はありません。公共交通機関などでご来場ください


✔こんな方におすすめ
・旧東伏見宮別邸に思い出があり、プロジェクトに関心がある
・歴史的建造物の再生・利活用に興味がある
・地域一体で進めるリノベーションプロジェクトに興味がある
・生まれ変わる別邸をぜひ自分も使ってみたい

旧東伏見宮葉山別邸とは

旧東伏見宮葉山別邸は、1914(大正3)年に東伏見宮依仁親王の別邸として竣工しました。
この建物の最初の持ち主、東伏見宮依仁親王はイギリスやフランスに留学後、海軍の軍人として、横須賀鎮守府の司令長官も務めました。
現存する建物は、木造2階建てで銅板葺。緑青の屋根と白色の端正なドイツ下見板張りの外壁が特徴的で、風格ある外観に大きな窓と海見えの廊下(サンルーム)など、随所に皇族別荘の風格と優雅な意匠があります。親王の没後も別荘として機能しましたが、戦後、1952年から宗教法人イエズス孝女会による管理運営に引き継がれ、修道院として使われていました。現在は利用を停止しており、改修工事の着工準備をしております。