まちづくりでは、地域の人の求心力となるような場を作ることが必要不可欠です。
そのためには、いろいろな人に自分ごととして主体的に関わってもらえる、のりしろをいかにつくるかがひとつ重要です。

最近では、関わりしろの作り方の一つとしてクラウドファンディングが活用されていますが、
初期段階だけの支援を募る寄付型や、比較的短期にリターンが得られる特典型のような、短期で終わるものが多いかもしれません。

実際にその地域を応援したいという想いを持った人と、
長い時間軸で関係性を持ち続けれられるような関係性の作り方はないのでしょうか？

注目され初めているのが、
一般の人も参加できる「投資運用型のクラウドファンディング」です。
不動産資産のファンド運用に関連する法律の平成29年の改正により
「小規模不動産特定共同事業者」が設立されました。
これにより、例えば各地域での小規模な空き家や遊休不動産の利活用事業に投資しやすくなり、さらに一般の支援者との長期的な関わりがつくれるようになっていきます。

そして今回、イベントにご登壇いただくのは、
「まちづくりや家づくりのジブンゴト化」による豊かなライフスタイルの実現のために、
不動産及び建築における事業を展開されているエンジョイワークス代表の福田和則さんです。

「誰もがジブンゴトとして、家づくりに関われるようにする。それは、まちを面白くすることにもつながる」
と語る福田さんです。

福田さんは外資系金融を経て、2007年、エンジョイワークスを設立されました。
2017年には空き家活用に関する「物件」「人」「お金」の課題を解決するウェブサービス『ハロー！RENOVATION』を開始。
同サービスでは、空き家のオーナーと、空き家を使いたい人をマッチングし、
空き家再生に携わるプロフェッショナルからアイデアなどのサポートが受けられるサービスなどを提供。
さらにそのプラットフォームで、クラウドファンディングでの資金調達ができるしくみを構築。
まさにその地域に想いを持った人で、建物の活用プロジェクトを創出・実行するためのサービスです。

今回は、福田さんの鎌倉での実践から学ぶことで、
皆様の地方での実践に役立てていただくきっかけにしたいと想い企画いたしました。

夕方からビールなどを飲みながら少人数で行い、
登壇者とも近い距離のイベントとしたいと思いますので
ぜひ具体的な相談事などお持ちいただき、
積極的にこの場をご活用ください。

よろしくお願いいたします。

□日時
3/2(月) 19:00-22:00
(18:30開場)

□タイムテーブル
18:30 受付開始
19:00-20:30第一部　トーク　
20:30-22:00第二部　懇親会

□来場者会費
1,000円　(ワンドリンク&おつまみ含む)
(Inc-lineメンバーの方は無料)

□定員
25名

□会場
Inc-line Tokyo (渋谷駅徒歩３分)

□お申し込みはこちら
https://bit.ly/3bDTQzt

□登壇者情報
[ゲスト]
株式会社エンジョイワークス
福田　和則　Kazunari Fukuda
1974年兵庫県生まれ。外資系金融機関勤務を経て、2007年エンジョイワークスを設立。行政や事業者任せにしない「まちづくりや家づくりのジブンゴト化」による豊かなライフスタイル実現をテーマに不動産及び建築分野において事業展開を行う。 2017年、空き家・遊休不動産の再生・利活用プラットフォームであるユーザー参加型クラウドファンディング「ハロー！RENOVATION」をリリースし、まち・ひと・お金の新たな関係性構築に取り組む。
https://hello-renovation.jp/

[モデレーター]
内山 博文　Hirofumi Uchiyama
愛知県出身。リクルートコスモス（現株式会社コスモスイニシア）、都市デザインシステム（現UDS株式会社）を経て、2005年にリノベーション事業を展開する株式会社リビタの代表取締役、2009年に同社常務取締役兼事業統括本部長に就任。多数のビジネスモデルを構築し、リノベーションのリーディングカンパニーへと成長させる。2009年に一般社団法人リノベーション住宅推進協議会副会長、2013年に同協議会会長に就任（現在）、既存住宅市場の拡大に向けた仕組みづくりを推進。国交省「中古住宅市場活性化ラウンドテーブル」委員も務める。2016年にu.company株式会社を設立し独立、企業やリノベーションのコンサルティング事業を主に手掛ける。同年Japan.asset management株式会社（Jam）代表取締役就任。

□主催
Inc-line Tokyo 運営会社
Japan. asset management株式会社