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まちづくり参加型クラウドファンディング

空き家を活用したサテライトオフィスで働き方改革 ママの就労支援+クリエイター育成

稲葉由香利

プロジェクトの概要を教えてください。

サテライトオフィス内

ウェブプロモーション・コンサルティング事業を行う、(株)LIFULL Marketing Partnersは、子会社2社((株)SUI Products、(株)LIFULL FaM)にて、鯖江市内にサテライトオフィスを開設、2018年2月下旬に事業を開始しました。

【1】「子どもと一緒に出社する」ママの新しい働き方を創出 LIFULL FaMは、小さな子どもを持つ女性の長期的なキャリアアップを支援する「ママの就労支援事業」を行っています。鯖江では、勤務時間に柔軟性があり、子どものそばで働ける環境づくりによって、子育て中の女性がストレスなく働ける職場を提供します。シッター付きキッズスペースの併設、子育ての段階に合わせたシフトが組める勤務体制などが特長です。「ママ視点を生かした」ウェブコンテンツのライティングや入力業務など、スキルや働き方に合わせた仕事を紹介しています。

【2】地元の学生や若手社会人を未経験からウェブクリエイターへ育成 SUI Productsはウェブ制作やウェブプロモーション等、ウェブ関連事業を中心に行っています。鯖江では、当社スタッフによる専門的なノウハウの提供、セミナーの開催、自治体や企業からのウェブ制作・デザイン業務の受託によって、地元で暮らす学生や若年層の社会人などの若手人材を未経験からクリエイターへと育成します。

【3】現地の管理運営を地元のベンチャー事業者へ委託 鯖江サテライトオフィスの管理運営は、鯖江市内で地域活性化に挑戦する地域事業主 わどうに委託し、地元の事業者による地域活性化の仕組みを構築します。

 

どのような方法で物件を入手しましたか?

2017年2月、LIFULLはとある企業様から鯖江市が空き家等の活用について事業を考えていると伺い、初めて鯖江市を訪問しました。その際、地域づくりに関心があり、鯖江に移住してまちづくりに関わっていた山岸さんとも再会し、鯖江市の空き家バンク担当者の方から、市内の空き家バンク登録物件を見学させていただきました。
その中の1つの物件が鯖江高校前にあった本物件でした。教育に関する事業の展開を考えていた山岸さんは、高校が目の前にある物件を一目で気に入り、市を通じて空き家を借りることができました。 また、同じ市内に住むオーナーさんが田んぼを持っていたそうで、春には田植えなどの農作業のお手伝いもされたそうです。

 

プロジェクトがスタートしたことで、地域に変化はありましたか?

近年、IoT、ビッグデータ、AIやロボットへの注目が高まり、鯖江市では「オープンデータによるITのまちづくり」として、数々の取り組みにチャレンジしてきました。持続可能な自治体経営のためにもIT人材の育成・確保を重要な戦略と捉える鯖江市は、総務省のお試しサテライトオフィスなどの事業を通じて、様々なIT企業を誘致しています。市からは本サテライトオフィスが、「ITのまちさばえ」の後押しとなる拠点として期待していただいています。鯖江市長のブログでは、以下の視点からコメントも頂いています。
「鯖江市では持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みの中で、これまで家業と家庭を支え、モノづくりのまち鯖江市の礎を築いてきた女性にフォーカスし、「女性活躍社会」を重点項目の一つとして事業を推進してまいります。今回のLIFULLFaM様の事業は、まさにITをツールとした女性の社会参加を促し、女性活躍社会に向けた新しい「働き方」の提案であります。クリエイティブな都市圏の仕事が流入してくることにより、若者や女性が「住みたい」・「働きたい」と思えるまちづくりが進み、若者や女性の社会参加と協働、人的ネットワークによる連携の輪の多様な広がりといった鯖江の強みが活かされることで、鯖江市は第4次産業革命をもリードしていけるものと確信しています。」
こんな働き方があるということを鯖江の若い方、ママたちに知ってもらうことで、これからの地域の働き方を作っていきたいと考えています。

Via LIFULL HOME’S空き家バンク・みんなの空き家!活用Collection
https://www.homes.co.jp/akiyabank/usecase/detail/3/

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