「Online鎌倉酒場」はじまりました。もうオープンしちゃう! Zoomで呑もうぜ!宇宙一の場づくりへ。
鎌倉駅から徒歩3分ほどの元印刷所に「ごちゃまぜ」で「まちの宇宙人」が集まる、カオスな酒場をつくる!「鎌倉酒場づくりプロジェクト」。特徴は地域のみなさん、鎌倉好き、そして酒場好きの、みなさんと「一緒につくる」ということ。
▼イベント第一弾の様子はこちら
夜ノ鎌倉ニ、酒場ヅクリ宇宙人集結セリ。「鎌倉酒場づくりプロジェクト」、銀河な物件ご用意しました。
2020年4月25日「STAY HOME」が合言葉の今、企画会議しちゃいました。
もちろんオンラインで、もちろん飲みながら!
やばい、楽しい。楽しみすぎては、会が崩壊すると分かっていても。だって楽しいんだもの。お酒がすすむ、酔いがすすむ…。
みなさんはそんな経験したことありますか?仲間で集まって楽しくやるときは、特別な空間となります。私プロデューサー瀧元、進行役にも関わらず、まんまと心地よさに酔ってしまったわけで。(これも宇宙人の仕業か)
オンラインの可能性は、まさに宇宙レベル
この日は新たな発見!オンライン飲み会でもイベントが成立するんです。
コロナ前は、同じ場所にみんなで集まり、プロジェクターとスクリーンに…と準備していたのが、今や、オンライン部屋のURLを発行するだけ。現地からお届けです。
イベントでは、「酒場自体もいっそのことオンラインで開店しちゃえば?」とのアイデアが。
はい、やりましょう。リアルか、オンラインかで区別するのではなく、その根にある「交流する」ができるなら、あくまで手段をどうするかという、ささいな問題じゃないか。なんてたって、提案してくれた参加者のみなさんがリラックスして楽しそうなもんだから、みんな納得でした。すげーぜ、酒のチカラ!
宇宙の交差点、「チャルマンの酒場」を鎌倉につくろうというのだから、殻の一つや二つ破って、時空の一つや二つ越えていかないと、笑われちゃいますね。いや、酔ってないって。
そして、機材の代わりにご用意したのがこの「鎌倉酒場7RULES」。
みんなで楽しく、わいわいと開催できました!
鎌倉酒場は宇宙人に支えられている
今回は小町にあるリノベーション物件、元「石井印刷」さんの現場からお届けいたしました。ご参加いただいた方の中には、事前に場所の予習をしてくださっていた方もいて、楽しみにしてくれていたんだと嬉しかった!
最初に乾杯で景気づけ、と思いましたが、私がやるとイマイチ。急遽、参加者の方にお願いし、乾杯の音頭を取り直していただきました! 無茶ぶりにも関わらず、素敵な声と場に合ったお言葉。本当にありがとうございます!
いつも「宇宙人求ム」とか言って、プロジェクトを応援してくださるみなさんを宇宙人呼ばわりしたりして、ごめんなさい(笑)。
「なんでも面白がれる」ことがみなさんに共通していること。どんな状況でもアイディア(とお酒の力?)でおもしろいものを生み出そうとする。そんな時間がいつも心地いい。このプロジェクトだからできることがある。みなさんの顔を思い浮かべ、力に変えています。
さらに今回ご参加いただいた方の中には、遠くは、沖縄。そして長崎、石川、愛知、埼玉、千葉からも宇宙人様が登場。いよいよ、オンラインの力を借りて全国へと輪を広げます。
いざ探検へ!ついに現地をご案内
リノベーション物件の探検です。…と、画面を覗くと。あれ?案内役の松島さんが?そこどこ?
「はーい!松島で~す!鎌倉駅の東口に来ています。」
事前の打ち合わせでは、建物の入り口あたりから始めるはずでは?
「こっちの方が、面白そうだと思って」
飄々と言ってのけます。ここにも、宇宙人が…。
「たきもとさぁん、2・3分で着くって言ってたけど、着きませんよぉ。あ、ここすごくおいしい焼肉屋さんなんです!うわ、今日空いてる、いつも予約しないと入れないところなのに。いや、酔ってないっすよ」
参加者のチャットでは…「ニュースの中継じゃねーか(笑)」「Youtuberみたいですね」「スキップで3分^_^」こちらも自由。
と、大きく脱線しながら到着~!
物件は戦後の物のない時代に、既存の建物を材料として買い取り、刻み直して建築した木造2階建て。その後、現オーナーである石井さんが買い受け、石井印刷にリノベーションして、40年以上。建物全体にインクや、機械のオイルの痕。いい感じの時間の流れ、歴史を感じます。
リポーター松島さんの中継に、オーナー石井さんの解説で、1階の事務所から、印刷室、製本室から2階の奥へ、隅々まで案内していただきました。
みんなで、あーだこーだ、言いながらの現場探検。わくわくしましたね。
1F事務所です。
「土間がいいですね」
「雰囲気伝わります!」
こちらは、1F作業場。
「製本台いい!流しも雰囲気ある」
1F製本室・印刷室へ。
「ワクワクする間取りですね」
「やばい!今すぐ行きたいっ!!リアルで見たいーっっ!!」
2F倉庫。
「2階いいなー。スターウォーズっぽいなー」「?」
「昭和な雰囲気、惹かれますね~。まったりお酒を飲みたくなる!」
2Fプロセッシングルーム。
「プロセッシングルームには壁面にフォントを満載にしてほしい」
「すてきー♡ 写植知ってます! 発注してました」
2F和室。
「素敵なガラス窓ですね」
「昭和24年!?」
「和室で泊まれるようにしたら?」
「吞んで泊まれると、東京からのお客様もいいかと」
「すごくいい。駅近いから魅力ですねー」
「千葉県民もうれしいです」
などなど。
初めてのオンライン開催ドキドキでしたが、伝わってアイディアが連鎖していく。
それも全国の方と一緒にできることに、感激しました。
さあ、宇宙よ、創造の時は来た
こんな調子で、続く企画会議も大いに盛り上がりました!もともとこちらが議論のきっかけになるようにと前回アイディアの分類し、用意していましたが、その想定を超える盛り上がりでした。
〔前回アイディアの分類〕
①表現(歌・ダンス・絵・コント)酒場
②セッションできる酒場
③コスプレ・変装・和装
④English talk(外国語オンリー)
⑤マスター・ママになれる酒場
⑥子育てママ酒場
⑦ノンアルコールバー
⑧もっといいアイディアがある!!
本当にたくさんの面白いアイディアが出たのでこれはまた今度。
Facebookページなどで少しずつシェアさせていただきますね!
まだまだアイディア募集中です!みなさんもぜひ!
印刷所から紡ぐ「記録」のストーリー
現地からのオーナーの話を聞いて、みんなの共感を呼んだテーマがありました。
「ここはたくさんの人の想いを運ぶ場所だった。どう届けようか頭をひねり、一字一字を丁寧に記録する場所。その印刷の機械や技術、記録や記憶を伝えることに縁のあるモノコトを感じられる酒場にするのはどうだろうか?」
「活版印刷でメニューつくるのどう?」
「印刷すること、伝えること、記憶を伝える何か。」
「お酒をのみながら記憶を共有すること、それがこれからは贅沢な時間かも」
「この場所の記憶もありますね。」
「呑みながら、アイデアを話し合いながら自分の名刺やチラシを作ってもらえる、とか?」
「印刷機残して欲しい」
「印刷機をジュークボックスとかパンチボールみたいに改造できたら…」
「特技を書いて入店!できることを表明」
「飲み屋なんだけどで合言葉を言うと工場に案内されるとか」
「機械って残せるの?」
で、鎌倉酒場2020年5月オープン!あれ?もうオープンするの?
リノベーション前にもかかわらず。
前提を覆すこんなアイディアから始まりました。
「リアルもありつつ、オンラインの居酒屋も展開できるといいかも!」
「オンライン酒場が先にあって、その後リアル店舗の酒場にも行けるのはどう?」
「先行してオンラインで始めちゃいますか!」
と、みなさん意気投合!!
お酒は進み、話は盛り上がり、オンライン酒場を真剣議論。
「酒場のバーチャル背景を作ってオンライン飲み会をやったらできるよね。」
「参加のチャージはワンコイン500円とか。」
「マスターはみんなでもちまわり。特技をいかして。」
「酒場YouTubeライブ&オンライン飲み会。スペシャルメニューとオリジナルクラフトビールを宅配で届くのがいい!」
「マネタイズも重要ですね。」
「1日マスターはニーズあると思います!」
「全国の人いるし、「オンライン宇宙酒場」チェーンにしますか?逆に宇宙規模になっちゃう?」
「宇宙船鎌倉号」
「酒場のママ、やってみたいなー」
というわけで、リアル店舗ではなく、オンラインで鎌倉酒場オープンです!
記念すべき第一弾の1日ホストはイベントにもご参加いただいた早川克美さん。
「こんな鎌倉の夜は楽しい」を現実に
鎌倉酒場は鎌倉の夜を楽しくすることがミッション。
それには、オンラインでもオフラインでも。鎌倉人でも宇宙人でも関係ない。そのことを参加者のみなさんが教えてくれました。
誰もが1日ホストとなって、自分のアイディアを試し、わくわくする時間をつくれる「Online鎌倉酒場」始まります。
さらに、地元の飲食店さんも一緒になって、夜は静かなになりがちな鎌倉のナイトエコノミーを心地よく回していきますよ。
楽しいことを企もうという時は俄然、力が出ますね!
たくさんの笑顔とアイディアが広がり最高でした。
今後もみなさんのアイディアを活かした企画をしますので、これを読んでいるそこの宇宙人様。ご参加お待ちしております。