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暮らしをともに創る、葉山ものづくりシェアハウスプロジェクト

ハロリノ編集部

ライフスタイルが多様化している今、シェアハウスは若者だけのものではなくなり、その在り方もどんどん広がっています。神奈川県の葉山一色で始まったシェアハウスをつくるプロジェクトも、まさにこれからの時代にフィットした暮らしの場になりそうです。今回は、このプロジェクトのキックオフイベントの様子をお届けします!

ものづくりを楽しめるシェアハウス

今回シェアハウスとなる家。ここから隣に建つ家にオーナーが移り住みました。

シェアハウスになるのは、葉山一色に建つ大きな窓が印象的な2階建ての住宅です。開放的な室内には自然の光が降り注ぎます。この家はオーナーの妹である小谷部育子さんによって設計されました。住む人がいなくなってしまったため、オーナーがエンジョイワークスに相談したことからプロジェクトが始まりました。(プロジェクトのいきさつについて詳しくはこちらもご覧ください
Zoomを使って開催されたキックオフイベントには、大学教授も務めた育子さんの教え子を含め13名が参加。プロジェクトの説明からスタートし、室内を移動しながら撮影・配信するバーチャル見学会を行いました。

さらにオーナーの娘さん、つまり育子さんの姪にあたる能條さんがゲストで登場し、プロジェクトや、小谷部さんご家族の思い出などを紹介しました。

シェアハウスからZoomに参加する能條さん

このシェアハウスのテーマは「ものづくりシェアハウス」。理由は、小谷部さんご一家が、暮らしの中でそれぞれものづくりを楽しんでいたという背景があるからです。そうした思い出や、この場所に込められた想いを受け継ぎつつ、空き家になったこの家にどんな新しい役割を持たせるか考えながらリノベーションが進められます。
イベントでは参加者の皆さんと一緒に「あなたの暮らしにとって“ものづくり”とは?」というテーマでアイデア出しも行いました。ここで、編み物やDIYなどはもちろんのこと、「料理だってものづくり」といった、幅広い視点からの意見が出ました。これを受けて「形に残るものをつくることだけがものづくりではなく、もっと自由に考えていいんだ」と、プロジェクトメンバーたちは目から鱗が落ちたそうです。

さらに、ここでどんな暮らしをしてみたいかについても聞いてみたところ、またしても想定外の答えが。それは、1階の共有部に自由に作業ができるスペースをつくり、地域の方もワークショップを開催するなどの利用ができるようにしてはどうかというものでした。さらに参加者の方々から1階部分の使い方について、こんな意見も飛び出しました。

・子どもたちにものづくりを教えるイベントを開きたい
・絵画教室
・アーティストの作品の展示会
・料理教室 など

こうした参加者の声を聞いて、すぐにリノベーションの計画に反映させることになりました。

イベント参加者のアイデアを取り入れて書かれた一階の設計図面

1階は住民の作業場を兼ねる誰でもレンタルで使えるアトリエに、そのかわり2階部分はすべて住民専用のスペースにすることでプライバシーを守りメリハリをつけることに。さらに、1階にある和室はもともと入居者用の個室として貸し出すことにしていましたが、こここも一般の方に貸し出せるようにすることが決まりました。フリーランスの方などが仕事をするための事務所として使うこともできます。
4月10日に予定している次回イベントでは、この1階アトリエスペースについてみなさんと一緒に考えていきます!

時間と場所をシェアする豊かな暮らし

小谷部育子さんの著書「コレクティブハウジングの勧め」出版元 丸善

イベント閉会後、Zoomの画面上には小谷部さんの教え子のみなさんが残っていました。なんと数十年ぶりの再会だったようで、そこはまるで同窓会。みなさんが、小谷部さんが大切にしていたコレクティブハウジングへの想いなどを教えてくれました。コレクティブハウジングとは、血縁に関わらずプライバシーを尊重しつつ、時間やスペースを共有できる住まいのかたちです。こうした暮らし方は、もともと北欧を中心としたヨーロッパで発展してきました。小谷部さんは日本におけるコレクティブハウジングの第一人者であり、コミュニティ内で共創する生活について、より経済的で、暮らしの中に新たな楽しみが生まれるのではないかと考えていました。今回のプロジェクトでも、住民同士はもちろん、地域の方とも暮らしを共創していく場として、広い意味でのシェアハウスづくりを目指します。

家のテーマはものづくりですが、イベントに参加したみなさんも言っていたように、それは決して敷居の高いものではありません。たとえばプロジェクトメンバーがイメージしているものづくりは、たまにはスマホじゃなくてカメラで写真を撮ってみる、いつもよりゆっくりコーヒーを淹れてみる、部屋に花を飾ってみる。そんなふうに、自分の手で暮らしの中に楽しみをつくりだすような些細なことです。むしろ、そんな気張らない楽しみ方こそが、小谷部家のみなさんのものづくりのエッセンスかもしれません。

住みたい家、通いたい場所をつくろう

この日、ワークショップを通して生の声を聞けたことで、オーナーはじめプロジェクトメンバーの中で場の使われ方のイメージがより具体的になりました。その結果、当初の計画からどんどん変わってきています。これぞ、参加型で場をつくるおもしろさ。そしてもっと変わる可能性もありますし、まだ決まっていない部分もあります。
なんといっても、この家はまだ入居者が決まっていません。そのため、このタイミングでイベントに参加するあなたが入居者になるかもしれません。自分のアイデアが実現された家に気軽に住めるチャンスは、なかなかないのでは。
もちろん、シェアハウス完成後に住む予定がない人も、プロジェクトに参加するだけでも大歓迎! 今後はDIYをしたり、室内の飾りを考えたり、それを実際につくったりできたらと考えています。このプロジェクトに少しでも興味がある方、ものづくりを始めるきっかけを探している方、葉山に遊び場がほしい方、ご参加お待ちしています!

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