エンジョイワークスのインターンシップが始動しました!!
鎌倉を拠点に全国でまちづくりに取り組むエンジョイワークス。エンジョイワークスのインターン生27人のうち9人と社員の桐村さんの10人で、神奈川県の葉山町にある宿泊施設「平野邸Hayama」にてワークショップを行いました。そこで何をしたのか、何を感じたのか、私たちなりの言葉で、お伝えします。
※このワークショップは、まん延防止等重点措置適用前に実施し、撮影のためにマスクを外しています。
全国にエンジョイワークスのファンをつくり、まちづくりの仲間を増やす
エンジョイワークスのインターンシップは2021年1月に始まりました。
インターンシップの目的は、全国にエンジョイワークスのファンをつくり、まちづくりの仲間を増やすことです。
インターン生は何か課題を与えられるわけではなく、自分たちで考えて、できること・やりたいことを実行していきます。
そして今回のワークショップは、それが初めてオフラインでひとつ形になったものでした。
ワークショップの目的は3つありました。
1.「平野邸 Hayama」にしかけをつくること
エンジョイワークスが運営する宿泊施設「平野邸 Hayama」通称「平野邸」を訪れる人達が「もう一度ここに来たい」と思ってもらえるような、魅力的でより楽しく過ごすことできるしかけづくりをすることです。今回はマップ(HAYAMAっぷ)、ライブラリー(平野邸ライブラリー)を作りました。
2.インターン生自身が平野邸を感じること
インターン生の中には平野邸に行ったことがない人もいたので、まずは私たちが過ごし、たっぷり雰囲気を味わいました。
3.インターン生同士の交流を深めること
貴重な対面で会う機会。お互いをもっと深く知り、仲を深めました。
なんだか懐かしい葉山の古民家
ワークショップ参加メンバーの感想の一部を紹介します!
・まさに仲を深める場所になる。ホテルとは一味違う、修学旅行を思い出させる古民家。子どもの頃に戻ったように、みんなで街歩きをしたり、語らい合う。そんな時間をともにすると気づいたら仲が深まっている。今回のインターン生での利用のように初めましての人同士でも繋がる。はたまた今まで仲良かった地元の友達やサークル仲間との卒業旅行でぐっと仲が深まるのも間違いなし。目の前の忙しさや将来の不安を忘れ、自然と人と触れることで頭も身体もスッキリする。そんな中で、はじめの一歩を踏み出すのにぴったりな場所だ。
・平野邸は小さい頃、誰もが聞いたことのあるような、家族団らん、大家族の光景そのものでした。庭を見れば、地域の方々と一緒に作った畑や元気に泳ぐメダカの姿が楽しめたり、室内に目を向ければ、懐かしさを覚える木目の内装をはじめ、今はほとんど見られない土間で会話が弾む。そんな温かさを持って迎え入れてくれる平野邸は、社会に揉まれてできていた心の壁を払ってくれる、そんな素敵な空間だと思います。
修学旅行を思い出すような、なんだか懐かしいような古民家に、激動する時代に生きる私たちインターン生、すっと心が軽くなったような、あたたかくなったような。平野邸に癒された時間でした。
平野邸をもっと面白くする
インターンシップが動き始めたきっかけとして、会社側から、「平野邸をもっと面白くするにはどうしたらいいか」という投げかけをいただきました。
そこで私たちは最初、新しい平野邸の宿泊プランを考えました。何度かミーティングを重ねた結果として、宿泊プランはできませんでした。そして大きく方向転換をし、「平野邸のコンセプトに共感しているからこそ、既存の宿泊プランを超えられない。他の形で平野邸にしかけを作ろう。」ということになりました。
そして、そのしかけはマップ(HAYAMAっぷ)とライブラリー(平野邸ライブラリー)に決まりました。
マップのコンセプトは「はじめの一歩〜ヒト・モノ・コトに出会える〜」。
平野邸を出発点に
・ヒト:地域の人やお店の人などとの新たな出会い
・モノ:マップにのせたお店の名物
・コト:海辺でゆっくりリラックスする、知らなかった小道を見つける……
新たな自分の「好き」に出会えるはじめの一歩(初体験)を生み出せるようなマップを目指しました。
マップ制作のためのまちあるきの感想です。
・当日は、三班に分かれて平野邸の周辺をまちあるきしました。普段だったら見過ごしてしまうような風の音、花の色が新鮮に目に飛び込んできました。地元の方とお話しする機会も沢山あり、自然が暮らしに溶け込んでいる場面に出会えたことがすごく印象に残っています!どのスポットも私たちがひとつずつ足を運んで体感したことがマップにぎゅっと詰まっています!
・まちあるきでは、エンジョイワークスのTHE SKELETON HOUSEに住んでいた人と出会ったり、店員さんやお客さんに話しかけておすすめの場所を聞いたりしました。このように、地元の人の声を聞くことで、逗子に住んだら自分もこのような暮らしができるのかなと、とてもワクワクした気持ちに!逗子・葉山は、(森や海などの)自然を楽しむのはもちろん、車道から少し入った小道には、ニッチなお店がたくさんあり、「はじめの一歩」を踏み出すまちあるきにぴったりな地域でした。
私たちインターン生自身、今回行ったまちあるきで「はじめの一歩」を踏み出すことができたと感じています。ただお店やスポットを巡って終わりではなく、少し勇気を出してお店の方やお客さんに話しかけてみると、外から見ただけでは分からない葉山のストーリーを知ることができました。
平野邸ライブラリーは、「自分の持ってきた本とライブラリーにある本を交換できる」というしくみ。私たちインターン生も一冊ずつ本を持ち寄り、こんな人に読んでほしい、読んでこんなことを考えてほしいといった思い思いのメッセージを書きました。
やっとスタート地点!
しかけを制作したものの、まだまだゴールは先。考えることが山積みです。
HAYAMAっぷ、平野邸ライブラリーのゴールは、平野邸に来てくれたお客さんに葉山で新たな発見をしてもらうこと、そして、葉山との“つながり”を生み出すこと。
ワークショップの余韻が残る中、参加メンバー以外のインターン生も交えて、今後のHAYAMAっぷ、平野邸ライブラリーについて話し合いました。現時点での進捗はこんな感じです。
コンテンツにもっと工夫を加える
・携帯版を作る、POPを作る
・老朽化に備えてラミネート加工をする
“つながり”を生み出すためのしくみを作る
・マップを利用したお客さん自身に発信してもらうためにノートを用意する
・お店の人と話すトピックヒントを書く
・まちあるきで聞いたストーリーを紹介する など
平野邸ライブラリーの課題
・来てから知っても交換できる本が無い
・持ち出しができない既存の本との区別の仕方をどうするか
しかけ制作はまだまだスタート地点。
これからも、コンセプトに立ち返りながら、意見を出し合いながら、平野邸をもっと面白くしていくために、どんどん頭を使っていきます!
そして、インターン生は実は全国各地に分布しています。だからこそ、全国各地にエンジョイワークスインターンの足跡が残せるような活動をしたいと思っています。
現在稼働している活動のひとつはインスタグラム。例えばそこで、遠方の人と繋いでインスタライブを行い、公開インタビューや、地元紹介をするなどインターン生一人一人が表現者になり距離を感じさせない活動をしていきたいです。
他にも、全国各地で起こっているエンジョイワークスのハロー! RENOVATIONのプロジェクトに各地域のインターン生が関わり、それを共有することでプロジェクトへの新しいアイデアを生んだりすることができるのではないかと思っています。既に、福岡県糸島市でのプロジェクトに関わり、その報告をしているインターン生もいます。こういった活動をもっと盛んにしていきたいです。
今後も、また新たな企画をインターン生たちの手で作りたいと思っています。オンラインミーティングで、色々なアイデアが出てきているところです。今回のワークショップは、葉山に行ける人たちばかりで動いてしまいましたが、次はどこで開催するにしても、せっかくインターン生が全国各地に散らばっていることを活かしたいという想いがあります。そのためにはどんな方法がいいのか試行錯誤中です。
「全国にエンジョイワークスのファンをつくり、まちづくりの仲間を増やす」ために、私たちインターン生は奔走します!
記事統括:齋藤睦水(インターン生)
執筆:池田希未、岩野隆広、鎌田悠生、空佐和、山田創也、山室真優、山本望、米窪日菜子(インターン生)
▼インターン生の活動を随時発信しています!ぜひ見てみて下さい!
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