ハロー! RENOVATION

築古物件は実質無料リフォームで価値向上を。オーナー負担なしの空室対策

ハロリノ編集部

空き家再生のプラットフォーム・ハロリノで始まった「0円! RENOVATION( https://zero.hello-renovation.jp/ )」。投資型クラウドファンディングを用いた投資ファンドを活用して改修し、老朽化により空室の増えたマンションやアパート、空き家などの価値を向上させて入居率を上げるしくみです。空き家を利活用して地域に開かれた場をつくるハロリノがなぜこの取り組みを始めたのか。サービス開始から半年、反響の声と合わせてお伝えします。

共感投資の力で、空き家という社会課題を解決

狙いは、ハロリノの思いはそのままに、事業計画が明瞭な賃貸事業に特化することで全国の空き家再生を加速させることです。そもそもハロリノとは何でしょうか。

一般的な投資にあるような出資とリターンというお金だけの関係でなく、プロジェクトに興味を持ってくれた人や地域住民の人たちも一緒になって事業内容のアイデアを出し合ったり、DIYや庭の手入れなどに参加したり。そこには地域の人も、遠方の人も関係なく、多様な人たちでコミュニティが形成されていきます。

こうした取り組みに共感して投資いただく人たちをハロリノでは「共感投資家」と呼んでいます。みんなで事業運営をサポートすることでより高い収益を目指すことができれば、ボランティアとは異なり、無理なく多くの空き家を再生し続けることができると考えています。

〔ハロリノの実績〕
運営ファンド/10ファンド
調達額/約1億3,300万円
投資参加者/約700人
(2021年11月末現在 )

新しい再生のかたち、0円! RENOVATION

一方、0円! RENOVATIONは地域で不動産業を営む事業者や不動産オーナーと一緒に空き家問題を解決できる仕組みとして、この夏にサービスを開始しました。

これまでのハロリノプロジェクトは地域に根差しながら時間をかけて取り組む事業内容のため、数にするとまだ少なく、増加し続ける空き家問題の根本的な解決にはつながっていません。

空き家を利活用して地域に開かれた場づくりに挑戦する人たちをサポートしながら、収益化が難しい空き家問題の解決をスピーディーに促す仕組みをつくれないか、空き家予備軍や空室が目立ち始めた集合住宅に、また人が住むようにできないだろうか。検討を重ねて誕生したのが「0円! RENOVATION」です。

空き家問題の多くは一般的な戸建て住宅やアパートです。借り手がつかない状態の物件が大多数を占める中で、既存の不動産事業者や不動産投資の観点からはこの問題を解決することができません。

こうした日本の空き家問題を不動産オーナー、入居者、投資家で解決。リノベーション費用をファンドで募り、オーナー負担0円で不動産の価値を向上させて入居率を高めます。

具体的な流れはスキーム図をご覧ください。まずは不動産オーナーとエンジョイワークスが定期建物賃貸借契約を締結します。空き家を借り上げた上で投資家からファンドを募集して物件を改装し、賃貸事業を開始。期間中はオーナーに固定資産税や都市計画税相当、出資者に分配金を支払い、運用期間後に不動産をオーナーに返却します。

不動産オーナー、入居者、投資家のメリット

それぞれの立場から0円! RENOVATIONのメリットを見てみましょう。

不動産オーナー
費用負担なく、空き家や空きアパートを価値向上できます
建物が老朽化して新たな入居者が見つからない。改修するためには資金が必要だが金融機関の融資は受けられず、修繕費や固定資産税、都市計画税などのコストはかさむばかり。こうした物件をエンジョイワークスが一定期間、不動産オーナーから借り上げ、みなさんの投資で組成するファンドを用いて改修し、入居率を高めます。

入居者
コロナ禍でより多様化したニーズを叶えることができます
空き家の利活用にあたっては、それぞれの立地や地域特性、課題に即したコンセプトを立案。暮らし方のニーズをあぶりだし、共感を生み出す賃貸物件として再生させて地域コミュニティの醸成を進めます。コンパクトな空き家や空きアパートだからこそできる、いままでなかった暮らしの提案をしていきます。

投資家
投資しやすい賃貸事業で社会課題の解決に貢献できます
どのまちにも多くの賃貸物件が存在するため、比較できる多くのデータがあり、住まいという実需に基づく賃貸市場においては、事業計画や利益の想定が比較的しやすい事業です。0円! RENOVATIONは賃貸事業に対するファンド組成とそれによるまちづくりを目指しています。

反響続々! 思い出の実家や空室アパート、ビルなど

サービス開始から約半年。思い出の実家を取り壊さず活用したい一般の方、空室に悩むアパートやマンションのオーナー、仕組みをまちづくりに活用したい行政担当者、メディアなど、じつに多くの問い合わせや利活用相談をいただいています。

また、宅建業界と共催・協力で開催中の「全国空き家再生セミナー2021( https://seminar.hello-renovation.jp/ )」でも多くの方から関心をお寄せいただきました。相談いただいた物件の一例を紹介します。なお、条件によっては事業化が難しい場合もあります。

〔問い合わせ一例〕
・10階建てRCビルの空きテナント
・5階建てマンション
・ガレージと畑付きの戸建て住宅
・元民宿の木造建物
・寺院境内の建物
・譲渡予定の実家
・空き家になった旧自宅
・長期間テナントが決まらないビルの1フロア
・家業跡地にある蔵や古屋
・日本庭園が残る元社宅の古民家
・廃業後、借り手がつかない自己所有物件
・解体費用が掛かる土蔵造りの倉庫
・21室中13室が空いているマンション
・漁港の仮眠所
・山奥にある廃校

空き家の増加は止まることなく、今後は急激に加速するとみられています。社会課題を解決して地域を盛り上げていくため、運用収益と環境や社会への好影響という双方の達成を目指す0円! RENOVATIONの取り組みにぜひご参加ください。新しい不動産投資のかたちを一緒につくっていきましょう。

 

問い合わせ
株式会社エンジョイワークス・事業企画部(担当・彼末)
0467-53-8583(水日定休)

0円! RENOVATION
https://zero.hello-renovation.jp/

0円! RENOVATION #1 鎌倉雪ノ下ファンド【投資型】
ていねいな暮らしを楽しむ女子のためのシェアハウス
https://hello-renovation.jp/renovations/12050

日本経済新聞に掲載いただきました(2021年6月2日付)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC021QQ0S1A600C2000000/


参考資料
総務省統計局「平成30年 住宅・土地統計調査」(2020年3月27日付)
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/index.html

野村総合研究所レポート(2021年6月9日付)
「2040年の住宅市場と課題~長期的展望と新型コロナウイルスによる短期的影響の分析~」https://www.nri.com/jp/knowledge/report/lst/2020/cc/mediaforum/forum287

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