ハロー! RENOVATION

「”社会貢献”を意義とする投資を世の中に増やしたい」投資家インタビューvol.13 宮本聡さん

ハロリノ編集部

こんにちは。クラウドファンディングデスクIR担当 織田です。今回は「0円! RENOVATION」で展開している、#1鎌倉雪ノ下シェアハウスファンドに投資いただいた宮本聡さんにお話をうかがいました。0円! RENOVATIONはみんなで空き家を再生する仕組みのひとつとして、昨年ハロリノで始まりました。運営者を必要とする飲食店や宿泊施設などと比較して事業計画や利益の想定がしやすい「賃貸事業」に特化し、空室の多いマンションやアパート、空き家などをファンドで再生していきます。

ハロリノ投資家 プロフィール
宮本 聡さん
静岡県出身、東京都在住
職業:不動産会社勤務・NPO理事ほか
趣味:バスケ、ランニング

「お金と働き方と住まいで悩む方を一人でもなくしたい」

ーー本日はお時間いただきありがとうございます。

さっそくですが、宮本さんは普段どんなお仕事、ご活動をされていますか?

本業は不動産会社勤めで、海外不動産部門を担当しながら社会貢献事業も担当しています。本業とは別にフリーランスとして中小企業やNPOのコンサルティング、また「フィランソロフィーアドバイザー」といって寄付者に対するアドバイザー、加えて現在9つほどの非営利団体の理事をしています。

ーーいろいろなお顔をお持ちですね。

個人事業として名刺をたくさん持つパラレルワーカーです。その時々で、働き方や時間はポートフォリオワークで都度リバランスしています。

――「社会貢献」や「寄付」、「非営利」といったキーワードをうかがいましたが、具体的にはどんな分野に携わられていらっしゃるんでしょうか?

「お金と働き方と住まいで悩む方を一人でもなくしたい」というのが私のライフワークです。ビジネスでも非営利の活動も、まずはそこが軸になっています。最近ではシングルマザー向けの住居サポートを始めた建設会社の不動産アドバイザーをしたり、シングルマザーシェアハウスの立ち上げのお手伝いをさせていただいたりしました。

シェアハウスや共同で住むソーシャルアパートメントといった形態の住まいは、住宅確保のための解決策のひとつと思っていて、今回の鎌倉雪ノ下のプロジェクトにも「女性向けシェアハウス」というところから興味を持ちました。

鎌倉雪ノ下プロジェクトの事業コンセプトは「ていねいな暮らしを楽しむ女子のためのシェアハウス」。古き良き時代のモダンなデザインの一軒家を、5部屋のシェアハウスに仕立てます。

「シェアハウスの運営の難しさ。そのためのノウハウを学びたい」

ーーハロリノのプロジェクトに今回ご興味いただいたきっかけは「シェアハウス」へのご興味関心なんですね。

シェアハウスの運営って難しいと思っていて、トラブル含め、擬似体験をできると学びになります。かかわることで体験を一緒にしていきたいと思っています。管理人として大変なこと、生々しいことも含めてぜひ知りたいですね。

ーーとくに期待いただいている部分は「シェアハウスの運営ノウハウ」ということですね。ちなみに鎌倉への所縁はございましたか?

友人がいる程度でそんなにはありませんでしたが、鎌倉は人気のあるエリアですし、イメージはできました。

シェアハウス運営にあたってのノウハウや課題とは。入居者さんも、ご近所さんも、お互いに心地よく暮らしていただけるためのルールづくりも欠かせない

「利率が低くても社会的意義があれば、その価値分を減算して投資する人が増えるといい」

お金の集め方にも興味があります。もともと私は寄付型、購入型クラウドファンディングのプラットフォームにいたことがあって、日本クラウドファンディング協会の設立にも関わりがあったこともあり、クラウドファンディングには全般的に興味関心が深いんですが、いわゆる投資型、融資型クラウドファンディングはどうしても世の中リターン重視のものがマーケットがぐんと伸びていて、日本人がどうしてもそちらに寄ってしまう中で、利率が低くても社会的意義があれば、その価値分を減算して投資する人が増えるといいんじゃないかなと思っています。

私もいまその文脈で、ゼロ金利で集めたお金をゼロ金利でNPOに貸すという非営利の新規事業を立ち上げ中です。お金、住まい、働き方に困る人を減らしたいと思っている一方で、いま日本に善意とお金も過去最高レベルに余りまくっている。ファイナンシャルリターンでなく、「社会的貢献」といったソーシャルリターンを意義に感じる小口投資が増えるといいなと。そこでハロリノには期待を寄せています。

ーーそんな想いを寄せてくださっていたんですね。目指したい大きな方向性が重なりますね!

今度一緒にセミナーしませんか?

ーー一緒にセミナーですか!? すごい!

世の中の社会的インパクト投資とかESG投資が「いいことやっていれば中長期的に儲かる」という説明にどんどん流れているが、それではいつまで経っても資本主義の論理で、そこでない価値観を訴えたい。

訴えたいことは、「貸し出し金利(期待利回り)=市場金利+リスクプレミアム―ソーシャルプレミアム」という概念をつくりたい。例えば、ハロリノで言うと、5%の期待利回りのプロジェクトも、ソーシャルプレミアム(社会的貢献分)3%分相当とすれば、「8%のリスクプレミアムのうち、3%を減算して期待利回り5%です」って言えるんじゃないかな、って。

ーーなるほど、そういった伝え方をすると同じ5%でも捉え方が変わりますね。けれどソーシャルプレミアムを”○%分”と数値化するのは難しそうです。

それはだれもが納得する数値的な根拠はありませんという前提で、「私たちがそう考えます」という言い方でいいと思いますよ。私にとって今回のプロジェクトでは、運営の学びとなる部分が減算できるプレミアム。3%ほどの学びが得られるといいな、と考えています。

ーーありがとうございます。シェアハウス運営のあれこれをお伝えできるように努めていきます。

宮本さんの日ごろの活動の様子。本業以外にNPO理事、企業やNPOのコンサルティング、フィランソロフィーアドバイザーなど多方面でご活躍

ーー宮本さんがハロリノを知ってくださったきっかけは?

たしかFacebookでファンド説明会を知り、そこからウェブサイトを見て説明会に参加しました。

ーー投資にあたって気になった点やご不安に感じたところなどはありましたか?

クラウドファンディングは見慣れているのでサイトを見て理解できました。説明会に出て確認作業をした感じです。

ーー投資期間(4年)についてはどう感じられましたか?

長いスパンのものが不動産クラウドファンディングの世界に少ない。むしろ長い方が良いですね。もっと長く、10年とかでも良いのでは?と思います。

ーー投資資金の流動性についてはご懸念されなかったでしょうか?

そういう性質の資金を充ててはいないので。長く投資資金が寝るというデメリットより、長くかかわることでそれだけ長い期間の運営報告を受けられるというメリットに感じます。そういう点も、従来の不動産クラウドファンディングと比較してのメリット、デメリットを予め伝えておくといいかもしれないですね。

「新しいマーケットをつくっている」

ハロリノは新しいマーケットをつくっている。ほかにはないことをされていると思うので、「私たちはこういうスタンスです。高収益、高利回りをお求めの方はこちら(ご退室ボタン)にどうぞ」くらい言ったらいいと思いますよ(笑)

ーー(笑)それくらい自信を持って伝えたいですね!

今日はたくさんの貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
引き続き一緒に歩んでいけたらと思いますので、ハロリノへのご意見をはじめ、プロジェクトへのご参加およびサポートをどうぞよろしくお願いいたします。

 

オンラインインタビューの様子 (左上)宮本聡さん。(右上)織田、(下)高尾、いずれもエンジョイワークス・クラウドファンディングデスクIR担当

ハロリノについて
空き家再生プラットフォーム「ハロー! RENOVATION」は、資金調達という空き家問題の根本課題にひとつの解決策を示し、みんなで空き家再生を加速させる仕組みづくりに取り組んでいます。想いを持って投資いただいたみなさんにファンドの運営状況を定期的に共有し、投資家コミュニティで交流できる機会を設けています。事業アイデアや応援の声をシェアすることで、より良い事業運営や場づくり、さらにはまちの活性化やまちづくりにつながると考えるからです。「共感投資」という形で想いを託したプロジェクトをぜひみんなで育てていきませんか。


これまでの投資家インタビューもご覧ください
https://hello-renovation.jp/hashtag/result/89

ハロリノ・ファンド一覧
https://hello-renovation.jp/projects

ハロリノSTORIES一覧へ戻る