豊島区まちごと福祉プロジェクト、キックオフイベント!後編
大塚と池袋を拠点に行う「まちごと福祉」プロジェクトのキックオフイベントを行いました!後編はイベントレポートです!
まちごと福祉プロジェクトって?
まちごと福祉プロジェクトは、その名の通り、まちごと、福祉機能をもった住みやすい街にするプロジェクト。
「福祉」とありますが、福祉機能もあるというだけで、「だれもが」使える場所にします。
もちろん1つの施設にデイケアなどのサポート施設や、文化交流スペース、住宅機能を組み込んだサポート付き高齢者住宅などはあります。でも、それでは、利用するのは「高齢者」中心になってしまうし、1つの施設にいろんな機能を搭載して、新しく建物をつくるのだから、どうしても家賃や利用料が高くなりがち…
そこで、考えたのが!今回の「まちごと福祉プロジェクト」!
機能を分散させることで、安くて、多くのひとが使いやすい場所にします。
具体的には、
- 池袋に日々の悩みや困りごとを相談できるフロント機能をおく
- 大塚に「文化・スポーツができる場所+コワーキング+託児機能+コミュニティキッチン+デイケア機能」をもった、「みんなで使える施設」をつくる。いっしょにプロジェクトを進めるコ、ミュニティネットワーク協会さんが企画した場所、ソーネOZONE( https://sone-ozone.com/ ) のような場所
- 池袋と大塚の間の空き家を活用して、安くて安心して住める住宅をつくる
対象は高齢者の方だけではありません。なんとなく誰かとつながれる場所がほしいといった人の「サードプレイス」にもなるし、働くお父さんやお母さんを応援する場所にもなります。
このプロジェクトの「大塚」の拠点をつくるキックオフとして開催したのがこのイベント。
ポイントは「参加型」。当日はこんなことをしました
まずはこのプロジェクトをいっしょに進める一般社団法人コミュニティネットワーク協会さんの取り組みを紹介。協会の企画の進め方のポイントは「参加型」です。
そして、エンジョイワークスのポイントも「参加型」まちづくり。
「参加型 × 参加型」の2チームが集まって、大塚で進めるプロジェクトも、もちろん参加型。地域のみなさんといっしょにつくっていきます。
まちごと福祉をやっていく背景にはどんなことがあるのか、豊島区役所の福祉課の方と、NPOで子どもの学習支援を行う幅野さんに、地域の課題をお話いただきました。
さいごはみんなでワークショップ
まちごと福祉プロジェクトとは、ということを話したあとは、みんなで2つのワークショップを行いました。
- 大塚についておしえて!大塚の地域資源(ひと・もの・こと・ばしょ)
- 大塚の施設にほしい機能を考えよう!
大塚の地域資源(ひと・もの・こと・ばしょ)としてあがってきたものは
- 大塚音楽祭
- 一年中イベントがある
- バラ祭り
- 阿波踊り
- おまつり
- 天祖神社
- 都電
- 桜並木
- 昔は池袋より栄えていた(!)
- 昔は谷町だった(芸者さんがいた)
- ハモローザ(飲食店)
- 高野さん(今日イベントに来てくださった)
- 日本酒がおいしい店がある!
などなどたくさん。
「ほしい機能を考える」ワークショップでは
- ハンモックになっている床がある
- 将棋を指したい
- トランプ、花札などのカードゲームができる
- みんなで漬物を定期的に漬けたい
- ご当地日本酒が揃えてある
- 定年した方に日替わり所長になってもらう
- ぼーっとしていられる場所がある
- 大人向けのキッザニアがある
- ヨガができる
- ボードゲーム
- 多世代食堂
- コミュニティキッチン(日替わり手料理)
- サウナ
- ボルダリング
このワークショップはもう書ききれないほどの意見が!
とてもわくわくするアイディアがたくさんあって、互いのワークショップ結果をシェアするときには笑いが絶えませんでした。
このプロジェクトは参加型で、みなさんの意見を取り入れながら進めていきます。
今回のアイディアがどんな風にプロジェクトに取り込まれるのか、ぜひ今後も注目ください!