本ファンド対象事業の魅力
本ファンド対象事業は、神奈川県逗子市桜山にある廃工場をリノベーションして、クリエイターやアーティストの活動の場として誕生し、開業後すでに約3年間運営をしている「桜山シェアアトリエ」です。 この事業は、物件オーナー・利用者・投資家のリノベーションプロジェクトへの「参加」から実現した、「共創」による物件づくりから始まりました。事業に関わる人たちが一緒にプロジェクトを考えるボトムアップ型の合理的な事業の組立てと、想いのある投資が、持続可能で魅力的な事業につながっています。

1.最大想定利回り「年率約8%(税引前)」・運用期間「5年」
2.過去3年間の優良なトラックレコード
3.シェア型施設運営への事業参画(事業内容の公開・共有/リターンは稼働実績変動型)
4.施設の早期売却によるキャピタルゲインのチャンス
5.施設の優先買取が可能
6.投資家、空き家再生・まちづくりコミュニティとのつながりがもてる
魅力1:最大想定利回り「年率約8%(税引前)」・運用期間「5年」
最大想定利回り年率約8%(税引前)という高利回りが、本事業の最大の魅力。例えば、100万円をご出資いただいた場合、5年後には合計で約140万円が償還される(※)分配シミュレーションになります。
※事業の状況により、償還される出資金は元本を割る可能性があります。詳しくは「ファンド情報のページ」をご確認ください
魅力2:過去3年間の優良なトラックレコード
本事業は、すでに約3年間の優良な稼働実績があります。アトリエとして利用されている14室のブースと、別棟になっている小屋の合計15の貸しスペースを稼働させていますが、初年度である2016年9月期から稼働率95%(稼働率95%での想定利回りは年率約6.7%)。2年目の2017年9月期には稼働率100%を達成しています。以降入退去はありつつも、7月10日募集開始時の稼働率は1ブース空室の93%、7月21日現在の稼働率は100%満室稼働で運営しています。
このような実績は、利用者であるクリエイターやアーティストがリノベーションプロジェクトから参画し、自分たちのアトリエとしてこの施設を捉えていることに他なりません。単純な貸し手と借り手ではない関係が、この優良なトラックレコードを生み出しています。
※詳しくは「桜山シェアアトリエの成り立ち」をご確認ください。
魅力3:シェア型施設運営への事業参画
シェアハウス、シェアオフィス、シェアキッチンなど、空間・時間をシェアする事業が発展しています。本ファンドにご出資いただいた皆さんには、このようなシェア型施設を共有・運営に参画いただくことにより、例えばご自身が事業を始めることへの疑似体験として捉えていただくことができます。
事業の運営内容を詳細まで公開・共有
本ファンドにご出資いただいた皆さんには、定期的な事業の運営実績の情報開示をしていく予定です。これにより、稼働状況や、維持運営費用などの具体的な情報を得られるほか、利用者のニーズやプロモーション検証など、事業者と同じ視点で事業に参画いただくことができます。
リターンは施設の稼働実績によって変動
リターンは施設の稼働実績に応じて変動します。つまり、本ファンドにご出資いただいた皆さんが施設運営に関わり、利用者の皆さんと一緒に魅力的で持続可能なシェアアトリエを創っていくことができれば、リターンが増える(※)ことも考えられます。 本事業をジブンゴト化していただくための、ひとつの仕掛けとして捉えてください。
※事業の状況により、償還される出資金は元本を割る可能性があります。詳しくは「ファンド情報のページ」をご確認ください
魅力4:施設の早期売却によるキャピタルゲインのチャンス
本ファンドの終了時には、物件の売却または営業者独自の勘定への移管を行いますが、期中においても好条件での売却が可能な場合、途中売却する可能性があります。その場合には、売却時に利益(キャピタルゲイン)が得られる可能性があり、さらに利回りが高まります。その意味でも、本ファンドにご出資いただいた皆さんの本事業のジブンゴト化が大事なポイントになります。
魅力5:施設の優先買取が可能
さらに、本ファンドにご出資いただいた方には、優先して物件を購入することが出来る仕組みとします。前述の早期売却同様に、他のご出資者の方が十分な利益が得られるような購入価格とすることが条件となりますが、本事業に参画いただく中で、ご自身でより長期間にわたって本事業を運営してみたい!とお考えになったら、それを実現できるのです!
魅力6:投資家、空き家再生・まちづくりコミュニティとのつながりがもてる
投資家コミュニティ「ハロー!RENOVATIONクラブ」へ参加いただけます
当サイトのクラウドファンディングでご出資いただいた方を中心としたコミュニティ「ハロー!RENOVATIONクラブ」に参加いただくことができます。本ファンドへのご参加をきっかけに、今後も皆さまと「共創」的な関係性をつづけていくために、クラブでは以下のサービスを予定しております。
1:ハロー!RENOVATIONクラブ・コミュニティイベントの参加ご案内
2:本施設の運営事業実績の情報開示と共有
3:ハロー!RENOVATIONで予定している資金募集プロジェクトの先行ご案内
4:上記プロジェクトに関連するイベントの先行ご案内
投資家、空き家再生・まちづくりコミュニティ
「ハロー!RENOVATIONクラブ」によって、新しい投資家ネットワークが生まれます。 空き家や遊休不動産の再生・利活用に興味がある人、地域づくり・まちづくりを持続的な事業として考えている人、想いのある投資でまちづくりに参加したい人、そういった方々が出会い、交流することができるコミュニティを目指します。
考え方は人それぞれであっても、ハロー!RENOVATIONという「共創」プラットフォームに集うメンバー。お互いに情報を共有することでの学びの場として、ビジネスとしての協業可能性として、もしくはプロジェクトを一緒に実行し新たな価値を生み出していく仲間として。時には投資家が事業家になったり、事業家が投資家になったりする。そんなコミュニティに参加しませんか。
桜山シェアアトリエの成り立ち
ボトムアップ型のプロジェクト
神奈川県逗子市にあった廃工場をシェアアトリエとしてリノベーション。このプロジェクトのポイントは、物件オーナー、投資家、そして借り手の三者が、プロジェクトをつくるところから参加して一緒に作り上げたこと。従来のディベロッパー型トップダウンの開発方式と全く異なる、まさにボトムアップ型で進んだプロジェクトです。
「そんな物件ねーよ!」をつくる会議
三者の出会いは、エンジョイワークス主催のイベント「そんな物件ねーよ!」をつくる会議。タイトル通り、こんな物件があったらいいな!を妄想するブレスト型飲み会。参加された皆さんの中で最も多かった意見が「工房・アトリエがほしい」というのでした。ここに、物件のオーナーや投資家の皆さんも参加されていて、そんなニーズがあったのかと驚いたと同時に、この廃工場をアトリエにできないかというプロジェクトに繋がっていきました。
事業を組み立てる・つくる過程から参加すること
クリエイターたちのニーズを知った投資家がこの廃工場を購入され、自ら物件オーナーとなってシェアアトリエへとリノベーションすることになりました。シェアアトリエに必要なものは、単純なブースだけ。これをベニヤ板でつくることで借り手が自分らしく手を加えられる余白を残し、同時にコストも抑えられるという一石二鳥の計画になったのです。また、このシェアアトリエを作っていく様子をSNS等で配信、DIYイベント等を企画して、つくる過程から参加いただくことで、このプロジェクトが入居者にとってもジブンゴト化され、工事が完了する前に全てのブースが埋まってしまうという結果に結びつきました。
持続可能なコミュニティへの発展
DIYイベントをきっかけに、入居者同士は自然と仲良くなっていきました。クリエイターやアーティストである特性もあり、自発的に施設の名前を考え、ウェブサイトもつくり、マルシェも開いたりし始めました。近隣を巻き込むこともでき、騒音などのクレームがつきやすいリスクを低減することにもつながりました。また、この入居者コミュニティにより、空室が出てもそのつながりからすぐに入居者が決まるという好循環を生み、結果として、今の持続可能な施設運営へと発展しています。
※詳細は、ハロー!RENOVATIONトピックス「物件オーナー、投資家、借り手が一緒に廃工場をリノベ。桜山シェアアトリエ」をご覧ください。
施設概要
逗子の山間にあるシェアアトリエ
JR逗子駅から東に約1.5km。歩くと約20分。都心からも、横浜横須賀道路・逗子インターから車でアクセスしやすい場所にあります。逗子や鎌倉に多く見られる「谷戸」と呼ばれる山に囲まれた、緑豊かな環境の住宅地に位置しており、実際にシェアアトリエの西隣もすぐに山。クリエイターやアーテイストは、落ち着いた環境で創作活動に打ち込むことができます。
廃工場の大きな作業スペースを14室のアトリエブースに
木造(一部鉄骨補強)平屋建て、約144㎡(登記簿面積)のスペース。もともとはガランとした大きな作業スペースを、ベニヤ板で区切り、14室のアトリエブースにしています。それぞれの広さは、約4.5㎡〜6.5㎡程度で、床は共用部分も含めて、土間になっています。ブース内は借り手がそれぞれの使い勝手に合わせて、手を入れられる仕組みになっており、そのラフさと余白のある使い勝手が、クリエイターやアーティストのニーズにマッチし、高い稼働率を維持しています。また、ブースの上の部分は、ロフト的に使える荷物や資材を置き場として活用(7区画)。アトリエとして必要な天井高さと、もともとの工場の持っている天井高さの差を活かした構成です。
両側にブースがある真ん中のスペースは、みんなで使える共用スペース。ミーティングをしたり、談笑したり、イベントを行なったりすることができます。窓越しに緑を感じられる一番奥のスペースには、薪ストーブが設置されていて、冬場はこれを稼働して柔らかな暖の取れるスペースとなります。共用スペースに面して、共用のキッチンと給湯スペースがあり、その奥にトイレが2つ設置されています。
これだけではありません。エントランスの前のスペースを活かして、可愛らしい三角屋根の小屋(建築物ではありません)を設置。こちらは現在コーヒーショップとして利用されています。そして、よく見ると本体建物の上部に、桜山シェアアトリエの名称「SAQLAB(サクラブ)」というロゴがデザインされています。このデザイン・施工も、このアトリエにスペースを構えたクリエイターが担当されました。
設備概要
・貸しスペース:全14ブース+小屋(約4.5〜6.5㎡)
・共用スペース:共用ラウンジ/作業スペース・共用キッチン/給湯スペース・共用控室/MTGスペース・トイレ(男女各1)・シャワースペース・共用洗面台
・共用設備: 共用ポスト・共用IHヒーター・エアコン・共用冷蔵庫・共用洗濯機・共用外部水栓・薪ストーブ・無線LAN・掲示板
・駐車スペース:駐車場(搬出入用のみ)・駐輪場・バイク置場
運営者の詳細
本事業の運営者概
ファンド運営者
本事業は当サイト「ハロー!RENOVATION」を運営する株式会社エンジョイワークス(以下、エンジョイワークス)が自己募集案件として行います。逗子市を含む地元エリアでのこれまでの様々な場づくりの実績と、他自社事業とのシナジー効果も期待して、本事業を運営します。また、エンジョイワークスでは関連子会社の株式会社グッドネイバーズにおいて、シェアオフィス「satellite YUIGAHAMA」、カフェ・ギャラリー・設計事務所等からなる複合施設「HOUSE YUIGAHAMA」、湘南エリアのアーティストと共創した宿泊施設「Hostel YUIGAHAMA」など、場の運営も行なっています。
エンジョイワークスについて
エンジョイワークスは、鎌倉を拠点に、不動産、建築、まちづくり、空き家再生などの取り組みを行っている会社です。 多彩なバックボーンを持つスタッフで構成され、古くからの業界慣習に捉われない新しい視点やスタイルで、住まいや場所・コミュニティに関するプロデュースを行っています。 私たちは、多様な人々と一緒に、みんなにとって価値あるものをつくり出す「共創(Co-Creation)」を、すべての取り組みの中心に置いています。
社名 | 株式会社エンジョイワークス |
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代表者 | 代表取締役 福田和則 |
本社 | 〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1丁目10番9号 |
設立 | 2007年11月29日 |
資本金 | 13,750,000円 |
社員数 | 37名(パート・アルバイト含む)※2018年5月1日現在 |
免許 | 宅地建物取引業 [神奈川県知事(2)第28062号] 、一級建築士事務所 [神奈川県知事登録 第16506号]、小規模不動産特定共同事業者[神奈川県知事(1)第1号] |
事業内容 | - 不動産の購入・売却・仲介 - 建築・インテリアの設計デザイン「エンジョイワークス一級建築士事務所」 - 新しい住まいづくりの提案「THE SKELETON HOUSE」 - 中古住宅のリノベーション/リフォーム - 土地を共同購入し集まって住むことの提案「ENJOY VILLAGE」 - リアルに住める小屋の提案「THE SKELETON HUT」 - 店舗・事業用施設などのプロデュース「STYLE PRODUCE」 - 空き家・遊休不動産再生Webサービス「ハロー!RENOVATION」の運営 - 地域住民との価値共創プロジェクト「MEET LOCAL」 - カフェ、宿泊施設、ワークプレイス等の施設運営「グッドネイバーズ」 |

鎌倉・由比ガ浜通りでリノベーションした7拠点を中心に活動

お隣さんとつくる家づくり「ENJOY VILLAGE」

空きビルをリノベーションしたシェアオフィス「satellite YUIGAHAMA」

satellite YUIGAHAMA利用者とのコミュニティづくり