ハロー! RENOVATION

リノベーションからつながる町づくり 福島県西会津町

ハロリノ編集部

福島県と新潟県の県境に位置する人口約6500人の小さな町、福島県西会津町。いま西会津町では地域で空き家になっている物件を店舗や事務所、コミュニティスペースに再生するなど、リノベーション熱が高まっています。空き家を利用することによって、物件が生き返るだけでなく周辺地域までもが元気になりはじめています。また、空き家再生によって新しい取り組みが生まれるばかりか、西会津がこれまで築いてきた歴史やコミュニティのつながりを再発見し、未来につなげる動きも同時に起きています。
今回は、西会津町で今まさにリノベーションを行っている物件、これから行われる物件を一部紹介します。

飯豊山を眺める街並みです。日本百名山に数えられる飯豊山の麓にある西会津町は、その豊富な伏流水と大自然が広がる町です。

 

西会津町は東京都心から車で約4時間の位置にあります。

空き家マッチングの拠点「西会津のある暮らし相談室」

西会津町内には築100〜300年を超える歴史のある古民家も多く残っています。また利活用可能な物件(空き家)も数百件もの数が残されています。そういった物件を移住者などにマッチングしている拠点が西会津国際芸術村内にある移住相談窓口“西会津のある暮らし相談室”です。西会津国際芸術村は町内にある木造校舎を利活用したアート施設でもあります。

アーティストが滞在して作品を制作できたり、イベントやワークショップも開催される地域の情報発信の拠点です。

木造校舎を利用した展示スペース

「西会津のある暮らし相談室」でのマッチングから町内の空き家を利用した様々なリノベーションプロジェクトがスタートしています。その様子を少しだけご紹介しましょう。

 

元呉服店は何に生まれ変わる?

かつて呉服店だった「五十嵐呉服店」はハロー!RENOVATIONで活用案を募集予定です。ゆったりとした店舗スペースにはショーケースや裁縫道具など、かつてお店で使用していたものがそのまま置かれています。奥の住居スペースは味わいある板張りの廊下に一枚ガラスの縁側の建具など魅力的なポイントが多く詰まっています。

かつて呉服店だった「五十嵐呉服店」

 

かつて旅館・下宿を営んでいた「蒲生館」をオープンスペースに

地域の人たちが気軽に立ち寄れるオープンスペースに。かつて旅館・下宿を営んでいた「蒲生館」

西会津町に通る旧街道沿いに佇む物件。その名は「蒲生館」。かつては旅館・下宿として多くの方に利用されてきた物件です。この蒲生館の復活を目指してリノベーションプロジェクトが始動します。1階は物件前にあるバス停の停留所としても利用されているスペース。地域に自然とコミュニケーションが生まれるような場所になればと考えています。他にもチャレンジショップができるような場所にならないか、などのアイディアが出はじめています。こちらの物件の活用方法もハロー!RENOVATIONで募集しています。
https://hello-renovation.jp/articles/detail/1068

地域の人たちがリノベーションを手助け

空き家のリノベーションのかげには多くのボランティアの存在があります。とある空き家のプロジェクトでは耐震補強のために建物をジャッキアップして柱をこしらえてくれたのは、家具職人でもある地域おこし協力隊。キッチンの内装のアドバイスをするのは、アーティストとしても活動する左官職人。多くの方が寄り添いながらリノベーションプロジェクトが走り始めています。

 

ほかにも有望な空き家プロジェクトが生まれています

元床屋だった物件、町所有の医師住宅、元下駄屋だった物件など多くのリノベーションプロジェクトが町中で動き始めようとしています。何かが生まれる可能性があるクリエイティブスペース。空き家復活のプロジェクト一つひとつが地域を元気づける起爆剤になります。リノベーションは、その第一歩としてこれから次々に取り組んでいきます。

ハッシュタグ

ハロリノSTORIES一覧へ戻る