まちづくり参加型クラウドファンディング

空き家再生の仲間が見つかる。「空き家再生プロデュ―サー育成プログラム」京都開催レポート!

保坂響 / ハロリノ編集部

空き家再生のノウハウを包括的に学べる、 「空き家再生プロデューサー育成プログラム(略称:空きP)」。10月26日、27日の2日間、京都にて開催されました。4名の受講者さんと、ハロリノ(ハロー!RENOVATION)を運営するエンジョイワークス、さらに特別ゲスト3名の参加により、プログラムが進みます。

参考: ハロー!RENOVATION MAP【全国版】

 

京都を中心に、各地から受講の方々が集まりました。京都府内からは向日(むこう)市、和束町。奈良県明日香村と、福井県鯖江市からも。様々な地域からの参加は、全国で開催されたベーシック版の特徴でもあるようです。

はじめに、主催であるエンジョイワークスの取組み紹介から、1日目がスタート。簡単な自己紹介をそれぞれ済ませたものの、まだ皆さん少し緊張されていました。

講義に続くワークタイムにて、それぞれのマイプロジェクトを進めていきます。「空きP」のメリットのひとつは、自分自身が進めようとしている事業を、この機会を使って、組み立て、ブラッシュアップできること。みなさん、それぞれ取り組むべき事業や物件がはっきりされている方が多く、「自分の場合はどうだろう?」という起点から、集中して作業をされていました。

「空きP」のメリットは、こちらの記事にまとまっているので、読んでみてくださいね。

参考: 空き家再生プロデューサー育成プログラム(空きP)に参加すると得られる3つのメリット!

まちづくりには、大切にすべきことがいくつも詰まっている

最初のゲストは、町家再生のリーディングカンパニーである、株式会社八清さんから、建築プロデューサーの落海さんです。落海さんからは、工事中の「UNKNOWN KYOTO」の現場案内がありました。「UNKNOWN KYOTO」は、京都の元遊郭建築を、「泊まって、食べて、働けるコリビング施設」にリノベーションするプロジェクト。企業では京都の2社(八清、OND)とエンジョイワークスの3社が協働参画。地域の方はもちろん、全国各地の多くの人を巻き込みながら、「UNKNOWN KYOTO」が、共創的に進行中です。

参加の仕組みとして、投資型クラウドファンディング「ハロー!RENOVATION」を利用して、投資家を募集しています(2019年12月22日迄)。一緒にプロジェクトを進めていく仲間を集め、エリアリノベーションの視点も持って、プロジェクトの参加者がまちづくりの仲間になっていくことを目指しています。

「空きP」のプログラムでは「まちづくりには、仲間が必要」ということが強く語られます。参加者の皆さんには、まちづくりにおいて大切にすべきことがいくつも詰まっている現場の空気を感じられたことでしょう。

投資サポートを募集中!「五條楽園エリア再生ファンド」(2019年12月22日迄)

繋がる空きPの輪

とても濃い現場フィールドワークの後に講義が続きます。二人目のゲストは、京都府南丹市美山町の西尾さん。西尾さんは、「空きP」鎌倉滞在1ヶ月版の卒業生。現在、ファンド事業者(小規模不動産特定共同事業者)の登録を目指しています。ハロー!RENOVATIONでのプロジェクト掲載もあるかも知れません。西尾さんは、キャリア30年以上の茅葺き職人であり、茅葺き古民家を次々と再生しながら、宿泊事業も運営しています。それだけでもスペシャルな方ですが、さらに「茅葺きファンド」の立上げも構想されているそう。この取組みは今後全国的にも注目されていくでしょう。

三人目のゲストは、現在「ハロー!RENOVATION」と東京メトロとのプロジェクト「泊まれるメトロ」で参画されている原田さん(画像右)。現在は大阪にお住まいでありながら、東京の吉原界隈で宿泊施設をつくろうと、東京メトロ社員の皆さんと日夜がんばっている、まちづくり仲間のお一人です。

 

すでに全国各地で、「空きP」が開催され、受講経験者も80名近くとなりました。今後は同じ回に参加した方々同士はもちろん、他エリアの方々とも、同じ「まちづくりの仲間」として積極的なネットワークが育っていくでしょう大きく、そして立体的にネットワークが拡がっていく姿が、今回の京都参加者のみなさんからも、強く感じることができます。

二日間の学びを交換、プレゼンタイム!

二日目は、マイプロジェクトをまとめてのプレゼンタイム。みなさん、収支シミュレーションの組立てには苦労されている様子でしたが、事業として、プロジェクトとして目指すべきところが、しっかり見えてきたようです。主催からの個別のアドバイスもわかりやすく、限られた時間の中で、まとめることができています。

プレゼン後に、受講者どうしで意見交換も行います。プロジェクトを順次進めていくと、どうしても主観的な感覚が強くなってしまいがちなところ、同じ作業を共に進めてきた者どうしで客観的な意見を出し合う作業は、相手に対してだけでなく、自分自身にとっても気づきが得られる効果があることでしょう。

以上、空きP in 京都、開催レポートをお届けしました。受講者の皆さま、お疲れ様でした!

空きPの全国開催、2019年は残すところ、あと1回!

和歌山市での1129日、30日の開催。申込みはまだ可能ですので、ご興味ある方は、まずはお気軽にお問合せください!関西国際空港からのアクセスは大阪中心部よりいいんです。つまり日本全国からの参加ウェルカムですよ!いざ空きP!いざ和歌山!

■空き家再生プロデューサー育成プログラム「ベーシックコース」
20191129日(金)30日(土)in和歌山
https://hello-renovation.jp/producer/twodays

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