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中銀カプセルタワー保存再生ファンド・ハロー!RENOVATION投資家インタビュー vol.07こえさん

川村達也 / ハロリノ編集部

東京銀座にある中銀カプセルタワーの保存・再生を目的とした「中銀カプセルタワービル保存再生ファンド」。このファンドに投資されているこえさんにインタビューを行いました。
46年も以前に建てられたこのカプセルタワービルとの運命的な出会いと再会。この建物に魅せられて、引き寄せられるように集まる人々との交流。すでに3回もカプセルを借りて活動をされる熱意や想い、中銀の魅力、そして投資のきっかけについてお伺いしました。

「中銀カプセルタワービル保存再生ファンド」に投資されているこえさんに、中銀の魅力や、投資のきっかけについてお伺いしました。

― こんばんは。本日はよろしくお願いします。

こえ:よろしくお願いします。

― 常に一緒なんですね(笑)
こえ:わたしがいないとき、ずっと彼に寝てもらっていて、住人なんです(笑)

― こえさんは普段どのようなことをされているのでしょうか?
こえ:いまは主婦ですが、もともとはコスプレをやっていまして、初期のインターネットテレビや大阪のテレビでレギュラー持ってたりとか、コスプレをしてなにかをするっていう仕事していました。たとえばイベントの司会とか、バンドに誘われてコスプレでドラムたたいていたり、コーラスで参加したり、そんな感じですね。

ーDJもやると聞いたんですが。
こえ:コスプレでDJやってます(笑)。まだ搬入途中で、これから機材やターンテーブル運び込みます。

― コスプレと、この愉快な仲間たちの繋がりはなにかあるのでしょうか?
こえ:アニメとか特撮で好きなキャラクターのコスプレをするんですけど、その作品のおもちゃも集めていまして、一部をカプセルに持ってきている感じですね。

― この部屋に泊まったりされるのですか?
こえ:別のカプセルを借りていたときはベッドがあったので泊まっていましたね。あ、私、この部屋が中銀で3部屋目なんですよ。月で言うと6カ月目(笑)。もともとはカプセルを一つ買おうとしていて。

― それ、いつ頃のお話ですか?

こえ:去年の5月ごろ、1年半ぐらい前ですかね。購入しようとした直前で中銀さんが手放して、売買できないという流れに一気になってしまったんです。カプセルへの想いが消化しきれず涙に暮れていたところ、マンスリーなら借りることができることを知り、投資で叶わなかった夢をちょっと見させてもらおうかなという感じで借りました。

― 消化しきれないほどの想いがある中銀との出会いについて聞かせてもらえますでしょうか?
こえ:わたし広島出身なんですけど、上京してすぐに高速道路から中銀を見たんですね。そのときのインパクトがすごく強烈で、「なんじゃこの建物は!」っていう(笑)。

高速なので一瞬で通り過ぎてしまったし、上京したてだから場所もわからないっていう状態で残像だけがトラウマのようにこびりついていたんです。その後、テレビで知ったんですが、去年の5月にLEGOランドに子どもたちと行ったら、LEGOでつくられたカプセルタワービルがあって、あーこの建物すごい好きだったやつ!と改めて思ったんです。それで久しぶりにネットで調べたらいろいろ状況がわかって、そこから連絡をして、購入しようと思った感じです。

― そこまで中銀への想いがあると、ハロリノを投資と捉えて出資している感じではなさそうですね?

こえ:アーティストを応援するクラウドファンディングをやったことあるんですけど、投資という形のものはこれまでないです。中銀も、テンシャンさんというアーティストを応援したいという感じです。お金を出してモトが取れるかどうかじゃなくて、応援したいアーティストがいて、その人の作品づくりを手伝えるみたいな感覚で参加しているんです。金銭のリターンは考えてなくて、リターンとかないんじゃないかって思っていて(笑)

― いや、ありますよ(笑)

― これまで3つのカプセルを借りてみて、それぞれ違いはあるのでしょうか?
こえ:全然違います。一つ目のカプセルは、オリジナルの棚がそのまま残っていたり、当時のものに近いブラウン管のテレビが入っていたり、初めてカプセルで過ごすには鼻血ものでした(笑)。 オリジナルの空間にタイムスリップしているような感覚で過ごしてましたね。

― 2つ目のときは?
こえ:2つ目が、テンシャンさんのカプセルだったんですけど、一つ目の70年代のカプセルから、一気に未来に飛んできたような感じ。Bluetoothが埋め込まれていたり、LEDライトの色を変えられたりしたので、宇宙船にいたようでした。

― 3つ目のここは?
こえ:ここは、綺麗でなにもなくって、なに置こうみたいなフラットな状態でいま住んでいます。

― 6カ月の中銀生活を通して、なにか自分自身に変化を感じていますか?

こえ:そうですね、中銀は自分が好きで興味を持ち始めましたけど、実際借りると本当にこんなに好きな人がいたんだっていうことに驚きます。みんな声かけてくれたり、住人での飲み会もそうですけど、みなさんの思い出が集結している場所だなって感じますし、パワースポットの強力な磁場の中心みたいな場所で楽しいです。

― 投資って、一般的にはお金をなにかに出すってことでしょうけど、こえさんの場合、この中銀に暮らすってことにすごく投資していますよね。お金出して時間と空間を体験することに投資しているという。

こえ:めちゃめちゃあると思います。なんかうまく言えないですけど、この建物にお金出したら住めるってすごいって思いますね。UFOに乗れたみたいな感じです。乗れると思ってないじゃないですか。見れたらいいなぐらいで。お金出したら乗れるんだよっていう体験を買ってます。カプセルは全然古くならないっていうか常に新しさを感じるので、特異な空間だと思います。

― 最後に、ハロリノで募集したカプセルへの感想など、特別にあったりしますでしょうか?

こえ:あのカプセル、本当に大好きです。やっぱり丸いソファーが最高ですよね。あれが全部のカプセルにあっても良いぐらい。黒川紀章さんがいたら採用されていたと思いますね。あの内装は本当にいいです。あそこにいたときは、ずーっとあそこに座ってましたから。

 

◆「中銀カプセルタワービル保存再生ファンド」過去インタビュー

投資家インタビュー vol.04 佐久間大和さん
https://hello-renovation.jp/topics/detail/5702

投資家インタビュー vol.02 田中 直基さん
https://hello-renovation.jp/topics/detail/4274

 

◆お知らせ

中銀カプセルタワー19期マンスリーカプセルの予約受付を開始しました。
入居期間は4月23日(木)から5月22日(金)の1か月間です。18期(3月23日~)にもキャンセルがでましたのでこちらもご利用ください。詳細はウェブサイトをご覧ください。
https://www.nakagincapsuletower.com/monthlycapsule

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