写真でめぐる、大磯まち歩きツアーレポート! 大磯・お試し移住住宅プロジェクト
こんにちは、ハロリノのワタベです。神奈川県大磯町でスタートする、お試し移住住宅。全国の自治体でも課題となっている移住促進。これらの課題に対し、移住希望者が移住お試し中に地域とつながり、地域住民の魅力を体感できる住宅を民間主導でつくっていきます!
今回は3月に開催されたまち歩きツアーのレポートをお届けします。舞台は神奈川県の南部に位置する人口約3万人の大磯町、海水浴の発祥の地。近代以降は別荘地として政財界の歴史的人物が邸宅を構え、今も観光資源として残るエリアです。
JR東海道線と国道1号線が通り、東京駅まで電車で1時間と、利便性は高く、海と山の自然も豊か。3月初旬のこの日は非常に天気が良く、本当にまち歩き日和でした。
今回の物件オーナー富山昇さんによるまち歩きがスタートしました。
駅から徒歩15分の圏内に、昔ながらの酒屋さん、鮮魚店はもちろん、古民家を改装したカフェやベーカリー、ワインショップからギャラリーまで、さまざまなお店が適度な距離感で点在しています。
駅前にはいわゆるドラッグストアもありますし、国道1号線を少し車で行けば大型スーパーも。まちの雰囲気を壊さない程度の利便性も感じられるバランスの良い町です。
昔ながらの酒屋さん、店主の芦川さんは大磯町商工会会長でもあります。
パウンドケーキで人気の三日月。元お肉屋さんの建物のようですね。
まち歩きしながら印象的だったのは、富山さんの人脈の広さ。生まれも育ちも大磯の富山さんは、以前より大磯の移住促進とコミュニティ活性に取り組んでおり、磯人ネットワークをはじめとした様々な地域の活動に関わっています。どのお店に行っても「富山さん」と声をかけられていて、まさに大磯コミュニティの水先案内人であることがよくわかりました。
本堂まで案内いただいた東光院住職の大澤さん、これも富山さんの計らいです。
カフェ兼ギャラリーのAt GALLERY N’CAFÉ。オーナーはイラストレーターのたかしまてつをさん。
最近は、コワーキングスペースやシェアキッチンなどもでき始めていて、単にこの町に住むということから、この町で働く、この町で仕事をつくるといった動きが出てきているとのことです。自分たちの町での暮らしは自分たちでつくっていくという主体的な流れになっているのも大磯町の特徴のようです。
シェアキッチンAssemble では菓子製造の許可を取ったキッチンを時間単位でレンタルできます。
大磯郵便局の遊休スペースを活用したコワーキングスペース、Post-CoWork。
茶屋町カフェや大磯市の運営をされているCo.lab原大祐さんによるプロデュース。
ツアーの最後は、お試し移住住宅の予定地でもある富山邸に到着し、移住希望の皆さんと焚火を囲んでの座談会を行いました。
お店を抜けて来てくれたAt Gallery N’ CAFÉのたかしまさんも合流してくれました。
たかしまさんは6年前に移住をしてきた移住組です。富山さんももちろんですが、たかしまさんも移住のサポートに積極的で、初めてお神輿(みこし)を担いだときのこと、町内会や消防団にも積極的に参加して、地域との交流を深めたことなど、たくさんのお話を聞かせてくださいました。
参加者からは
「大磯にどんな方が住んでいるのかが知れてよかった」
「高島さんから、移住時のリアルな話が聞けて良かった」
といったお声をいただきました。
よく考えてみると、移住先にどんな人が住んでいるかは、住んでみないとわからないのが通常ではないでしょうか。その土地にどんな方がいるのかを先に知るためにも、今回のプロジェクトであるお試し移住住宅は大切な役割を果たします。さらに、お試し移住住宅に富山さんのような方がいらっしゃるのはとても貴重です。
仮に移住しなかったとしても、親戚の家に行くような感覚で遊びに行ったり、釣りやサーフィンの拠点に宿泊をしてみたり。この場所がゆるやかな関係性をつくっていくきっかけになっていくことを改めて感じた1日でした。
大磯町に暮らす人はもちろん、同じ課題を抱える自治体の移住促進担当者、大磯が第2の故郷!という大磯ファンのみなさんもぜひこのプロジェクトに参加してください。地方移住への入口を広げる移住促進の成功モデルをつくり、全国に発信していきます。
お試し移住住宅づくりにご参加ください!
大磯町に暮らす人はもちろん、同じ課題を抱える自治体の移住促進担当者、大磯が第2の故郷!という大磯ファンのみなさんもぜひこのプロジェクトに参加してください。地方移住への入口を広げる移住促進の成功モデルをつくり、全国に発信していきます。
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大磯関係案内人ネットワーク-磯人
富山昇さんが団体代表を務める、大磯という土地と人、人と人との縁を結ぶ “オンライン関係案内所”。生粋の大磯住民から大磯へ移住した人、大磯と二拠点生活を送る人まで多彩な「磯人」が、大磯を知りたい人に地域コミュニティを案内してくれます。