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不動産の利活用策を公民でブレスト! 和歌山県紀の川市・まちスク矢部智仁ゼミ共催イベント

ハロリノ編集部

10月24日まで募集中の4社協働プログラム「事業者育成型公募 in 和歌山県紀の川市」と、次世代まちづくりスクール「矢部智仁研究室」がコラボ! 8月17日に「公民で考える持続可能な空き家の利活用ブレスト会議」を開催しました。自治体職員から不動産事業者、学生など不動産の利活用に関心のある参加者がオンラインで集まってブレスト。プログラム応募検討中の方はぜひ多彩なアイデアを参考にしてください!

題材は、実際に活用事業者募集中の“遊休不動産”

「公的不動産の利活用を考える」をテーマに今秋、次世代まちづくりスクールで初開講する矢部智仁研究室。ゼミ生が持ち込むお題をみんなでディスカッションする講義スタイルです。今回の体験講義の議題提供者は和歌山県紀の川市。市が地域金融機関の紀陽銀行、日本政策金融公庫、ハロリノとの協働で進めている、空き家活用事業者の育成プログラム「事業者育成型公募 in 和歌山県紀の川市」で実際に利活用する物件を題材に、施策検討のブレストイベントを、市と次世代まちづくりスクール、ハロリノとのコラボで行いました。

参加者はプログラムの応募検討者をはじめ、不動産の利活用に関心のある不動産業者、空き家に悩む自治体職員、空き家再生やPFI・PPPに関心のある学生などさまざま。自治体や専門家との意見交換で新たな気づきを得る良い機会に、多様な人が集まりました。

イベントは矢部研究室や議題提供者である和歌山県紀の川市の紹介からスタート。続いてプログラムの趣旨や物件のある粉河エリアがどういったエリアなのかを写真を交えて紀の川市企画部地域創生課の中 豊晴さんから説明いただきました。また、具体的な活用策をブレストするにあたって用途地域など建物の活用条件についてのお話いただきました。

以下の画像はそれぞれクリックで大きく表示することができます



物件活用の施策検討ブレスト、さまざまな意見が!

いよいよ参加者全員で物件活用の施策検討ブレスト会議です。チームに分かれて「この物件だったらどんな事業ができそう?」などと空き家の活用アイデアを発言し合いました。チームごとに発表したブレストの内容はこちら!

「着目ポイントはキラーコンテンツ」と、矢部さんアドバイス

各チームのアイデア発表のあとは、活性化の施策を考える上で着目すべきポイントについて矢部さんにアドバイスをいただきました。

「今回、限られた情報だけでラーメンや水、祭り奉公など小さな魅力にも目を向け、これだけのアイデアが出たのは素晴らしいです。どのチームも着目点が豊かだと思いました。今回は短時間でしたが、実際にこのようなブレストする際はもっとじっくり時間をかけるので、より話が広がります。祭り奉公のアイデアが上がりましたが、たとえば3カ月に一度と決めて、毎回訪れてもらうと決めてしまうのもいい。化粧水がつくれるほど水がきれいならコンテナブースを持ち込んで貸し切りのプライベートサウナをつくるなど、水つながりでもいろいろできそうですね。

『キラーコンテンツはないかな?』という視点も議論がおもしろくなるので、ぜひ考えてみてください。今回は粉河寺(こがわでら)のことはあまり話題に上がりませんでしたが、調べてみたところ粉河寺が西国第3番の札所で、本堂が三十三所の中でも一番大きな重要文化財であるようです。さらにリサーチして詳細情報ができたら、そのキラーコンテンツは使えるのか使えないのか、ボリュームはどう想定するのかといった検討に広げていけばいいと思います」

「PFI・PPPについて知りたい」「持続可能な地域活性のための施策を学びたい」「空き家・遊休不動産を活用して事業をしてみたい」といった人たち向けに企画した本イベント。プログラム応募検討者は、地域や物件の話や活用アイデアを聞き、利活用のイメージが一層湧いたかと思います。さらなる具体的な相談や質問はお気軽に問い合わせください。

 

「事業者育成型公募 in 和歌山県紀の川市」について
ハロリノが空き家活用人材育成のため2018年から取り組んでいる「空き家再生プロデューサー育成プログラム」を用いた自治体・事業者育成型公募事業。福井県池田町や埼玉県川越市、山形県山形市に続き、今回は和歌山県紀の川市にある遊休不動産を活用して地域活性化に資する事業を立ち上げ、持続可能な事業の運営を念頭に地域住民の参加、関係人口と定住人口の増加を目指す事業をつくります。国土交通省・2022年官民連携まちなか再生推進事業採択。
https://hello-renovation.jp/news/detail/16033

空き家再生プロデューサー育成プログラムは、国土交通省・平成30年度、令和元年度「地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」、令和元年度、令和2年度「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」、令和2・3・4年度「官民連携まちなか再生推進事業」と継続して採択を受けています

今回のイベントページ
https://hello-renovation.jp/news/detail/15507/295

メディア掲載
https://hello-renovation.jp/news/detail/16124

次世代まちづくりスクール・矢部智仁研究室について
専任教授による専門課程として展開する研究室の第5期にて新設(毎月第1火曜日20:00〜21:30、2022年10月開講)。ゼミテーマは「公的不動産(公共不動産を含む)の利活用を考える」。矢部教授によるPPP/PFIを中心とした講義+ゼミ生持ち込みによる議題(案件)についてディスカッション形式で公的不動産(公共不動産を含む)の利活用の可能性をゼミ生が一緒に考えます。地域で求められるまちづくり・暮らしの実現に自分たちが今できることに気づきを得たい方、必見です。同じ志をもつ受講生同士のネットワークが得られます。
https://hello-renovation.jp/machi-school/lab/11

登壇者プロフィール 矢部智仁さん
合同会社RRP 代表社員
東洋大学大学院 公民連携専攻 客員教授
公益社団法人 日本不動産学会監事
国土交通省PPPサポーター
1987年株式会社リクルート入社、住宅情報部門に配属。2009年からリクルート住宅総研、所長として業界動向の調査、ロビー活動に従事、行政設置委員会の委員等を歴任。2014年に建設・不動産業界を顧客とした経営支援コンサルタント企業に移り、地域密着企業の支援に携わる。2021年から合同会社RRP代表社員。

次世代まちづくりスクールについて
https://hello-renovation.jp/machi-school
オンライン+リアル講座をサブスクリプションで
・幅広い知識を学ぶ「一般教養課程」
・専任教授のゼミに参加する「専門課程」(第5期の受講生を募集中!)
・空き家再生プロデューサーを目指す「資格講座」
地域社会における「住まい」と「ひと」の間で発生する社会課題に対し、不動産とその周辺分野の様々な知識とコミュニティや人のネットワークを活かし実践的な解決ができる高度専門人材を目指します。

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