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投資で変わる街の風景

川村達也 / ハロリノ編集部

気づきある投資で変わる街の風景

ペコちゃんとアイスの関係

写真は、鎌倉駅東口にある「不二家」と「サーティワン」の店舗です。

馴染みのあるお店が同じエリアで販売されているなんて、なんだか仲が良さそう。

気づく人もいれば、言われてみて初めて気になる人もいるでしょうし、それは一緒に決まってるよね、と思う人もいるかと思います。

はい、同じエリアに「不二家」と「サーティワン」があることは不思議ではないのです。


 

株式会社不二家と、B-Rサーティワン・アイスクリーム株式会社の資本関係です。不二家とサーティワンは深い関係にあります。B-Rサーティワン・アイスクリーム株式会社は、アメリカでサーティワンを展開しているバスキン・ロビンス社と不二家の合弁会社なのです。

子会社と関係会社

不二家はサーティワンの50%超の株式を所有していないので、二社の関係は親子としての連結関係ではなく、持分法適用関連会社としての関係性になります。

しかし、話はここで終わりません。


 

株式会社不二家の親会社は、山崎製パン株式会社なのです。この三社、ともに上場会社です。

山崎製パンと言えば、ダブルソフトやランチパックを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。不二家と言えば、ペコちゃんのほっぺや、ショートケーキですよね。サーティワンと言えば、毎月31日に31%オフを狙って訪れていたことを思い出す人もいるかもしれません。

3つのブランドにそれぞれの印象を持たれている方も多いと思いますが、製造、流通含めて、同質性は高いと考えていいかと思います。

話はまだまだ終わりません。「山崎製パン」と「不二家」の関係は最初からではありませんでした。不二家は、山崎製パンの前に「森永製菓」との関係があります。約10年以上前に不二家が品質問題で不祥事を起こし、経営の立て直しを図る際、不二家の4%弱を保有していた森永製菓が資本支援の候補だったと言います。

しかし、森永製菓は洋菓子部門を持っていなかったため、結局、不二家は山崎製パンに資本と技術の支援をすがる形になった経緯があります。

日常の中にある企業活動

山崎製パン、不二家、サーティワン、この関係を知らないからといって、生きていく上で大差はないかもしれません。しかし、生活をする上での「豊かさ」は異なると思っています。

豊かさとは、お金がどれだけあるかというのも一つの指標ではありますが、「気づきを持った上で判断して生活している」というのは、豊かな状態といえるのではないでしょうか。

投資という視点がなくても「気づき」は持てると思うかもしれません。確かにそうだと思いますが、不思議なもので、良くも悪くもお金が絡むと人は変わります。言い方を変えると、お金を絡めることで変わることができる、ということでもあります。

投資というお金が絡む行為だからこそ、日常に気づきをもたらし、気づきは気づきの連鎖を生んでいきます。

そしてあるとき、その積み重ねが化学反応を起こし、自分なりの判断基準が促成されていくものだと思っています。

 

川村達也
「投資」と「鎌倉」の二軸で活動する二児の父。
ベンチャーキャピタルでスタートアップへの投資、個人では上場株と未上場株投資を行う。
鎌倉を拠点としつつ、海外へ数ヶ月拠点を移したり、キャンピングカーで国内を移動する生活を家族で送っている。

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