参拝+○△□=令和版大山詣り。みんなと大山講を考え、新しい参拝のかたちをつくりあげよう!

江戸時代は信仰の山として人気を集め、いまは登山客や観光客でにぎわう神奈川県・丹沢山系の大山(おおやま)。小田急電鉄とハロリノは「これからの大山を、みんなで考えつくっていく」をコンセプトに、2年前から「大山これから会議」に取り組んでいます。今回は5回のイベントを通じて「大山詣り(まいり)」の令和版をみんなでつくります。11月1日から来年2月までに開催するオンライン会議と現地体験などのイベントにぜひご参加ください!

「大山これから会議」は企業、地元の人、旅行者が、ばらばらに「大山」に関わるのではなく、みんなで一緒に、新しい観光まちづくりを考える仕組みです。
くわしくは、ハロリノの「大山これから会議」特設ページをご覧ください。

先導師らにより脈々と引き継がれている、
大山詣りを学び、令和版へアップデート

大山詣りの由来は、源頼朝が天下泰平と武運長久を祈願して大山寺に太刀を奉納したという伝承にあります。参拝者が木太刀を奉納するようになり、江戸時代には観光の要素も加わって大流行し人口が100万人ほどだった江戸から年間約20万人の参拝客が訪れるようになったそうです。

今回のテーマは新しい大山詣りをつくること。今の時代の大山詣りには、どういった楽しみ方があるのでしょうか。歴史を丁寧に再現して正式な参拝着である白い行衣を身にまとって先導師に導かれながら詣でるのも一つ。それとも、伝承をつなぐことをテーマに歴史ある街並みや史跡を巡るのか、共通の趣味や興味のもと集まる人たちで講をつくり親睦を深めながら豊かな自然と文化を満喫するのか。今も先導師たちにより脈々と引き継がれている大山詣りを令和版にアップデートする「大山これから会議」の新たな試みにぜひ参加してください!

イベントはZoomと現地開催の全5回、初回は11月1日

日本遺産(*1)にも認定されている大山詣りの理解を深め、いまの時代ならではの大山詣りの楽しみ方を考えるイベントを全5回で開催します。代々参拝者をサポートしてきた先導師にお話をうかがい、先導師が営む宿坊に泊まり、大山ならではの見どころを体験しましょう。

第1弾/オンラインイベント
「大山詣り」の魅力とは? 先導師さんと令和版の大山詣りを考える会議!

江戸時代から「講」と呼ばれる職業や地域のコミュニティをつくり、たくさんの人が訪れた大山。大山講の人々は大山でどんな楽しみ方をしていたのか? 令和の時代の私たちはどんな大山詣りを楽しめそう? 先祖代々「大山講」*2を受け入れてきた先導師から「大山詣り」の魅力や講の方々の楽しみ方についてお聞きしたあとは、新しい「大山詣り」を一緒に考えます!
日時:11月1日(火)19:00~20:30
詳細: https://hello-renovation.jp/news/detail/16367/325
申込: https://ewform.enjoyworks.jp/index.php?id=912

第2弾/現地
あなたならどんな講にする?令和版の大山詣りを組み立てる会議!

オンラインイベントで出てきたキーワードをもとに、自分だったらどんな講にしたいか、どんな大山詣りがしたいかを、宿坊での「とうふ作り体験」「写経体験」などのワークショップを通じ、考えます。
日時:12月3日(土)13:00~17:00 ※予定
場所:東学坊

第3弾/現地お泊まりイベント
令和版の大山詣りを体験!

日時:2023年1、2月 ※日時調整中
場所:現地宿坊(宿坊調整中)オンライン、現地イベントを通して出てきた令和版の大山詣りを実際に体験してみましょう。宿坊に泊まり、新しい大山講をつくります!

第4弾/オンラインイベント
令和版の大山詣り体験を振り返る会議

日時:2023年2月末 ※予定
詳細は決まり次第お知らせします。

大山これから会議について

すべての道は大山(おおやま)に通ず。江戸の人口が100万人だった江戸時代中期、毎年20万もの人々が訪れた大山。日本人が数千年祈りを捧げてき信仰の地であり、行楽の山です。令和の今も多くの方々を惹きつける大山ですが、観光地としてさらなる可能性を秘めていると考えています。大山に関心を持っていただいた皆さんとワークショップなどを通じ、観光エリアとしての課題解決、魅力向上、活性化を図っていきます。
ハロリノの過去記事はこちら

※大山これから会議は終了致しました。


*1 日本遺産
日本遺産は文化庁が2015年に始めた取り組みで、建造物や史跡、地域に根付いた伝承や風習など点在している文化財を共通のテーマでまとめて、その魅力を伝えるというもの。地域全体を面ととらえ、そのストーリー性で国内外の観光客を呼び込んで、地域を活性化することを狙います

*2 大山講
現代とは異なり、一人で遠出をする事は大変難しいことでした。そこで民衆は近所同士、あるいは職業同士で団体を作り、「講」として寺社に参拝をしました。現在でも多くの講社が現存しており、主に夏の開山時期に参拝をされております。その中にも、阿夫利神社三大講社の一つでもあるお花講は、夏山開きには登山道を開門するといった役割を江戸時代から担うなど、多くの風習も残されております。地域によっては講で大山に登らないと一人前として認められなかったという記録も残っています(大山阿夫利神社の公式サイトより)

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