JAL×古田秘馬さんと学ぶ二拠点生活—香川県三豊で描く、もうひとつの居場所づくり
香川県三豊市の父母ヶ浜。かつて年間5,000人ほどしか訪れなかったこの浜辺は、あるとき「ウユニ塩湖みたい」とSNSで話題になり、いまでは年間50万人が訪れる場所になりました。そんな香川県三豊市が舞台のハロリノが取り扱う「香川県三豊市・ソーシャルPJファンド1号」は、出資者に、この地に建つ宿「URASHIMA VILLAGE」の株主的存在になっていただくファンドです。
香川県三豊市・ソーシャルPJファンド1号(募集は過去に終了済み)
https://hello-renovation.jp/renovations/24297
このプロジェクトは、単なる宿泊施設への投資ではありません。「URASHIMA VILLAGE」は、大型の外資のホテルが来るという噂が流れた中、地元の様々な業種の企業11社が集まり、共同で出資をして開業した宿泊施設です。年間稼働率も60%を超え、観光客の増加と共に順調に推移をしていました。
そんな「URASHIMA VILLAGE」の施設を「香川県三豊市・ソーシャルPJファンド1号」に売却し、ファンドはリースバック契約により家賃収入を得て、出資者に分配する。施設の所有者が瀬戸内ビレッジからファンドに移り、三豊に関わりや関心を持つ個人や企業がそれを支える形になっただけで、これまで施設を保有・運営し、安定稼働を実現してきた瀬戸内ビレッジ株式会社が運営を継続するため、外向きに変わるところはありません。
一方で、ファンドに施設を譲渡した資金で、瀬戸内ビレッジは次なる地域のプロジェクトに着手できる。これが「不動産のオフバランス化」というもの。不動産を持たずに運営は継続する方法で、特に企業が事業を継続しつつ、経営の負担を減らすことができるとして注目されました。
このプロジェクトを率いるのが、株式会社瀬戸内ビレッジ株式会社代表・古田秘馬さん。古田さんが三豊に足を運んだのは2016年。当時はまだ知る人ぞ知る浜だったこの土地で、「地域外の大手に頼るのではなく、自分たちの手で自分たちのまちをつくろう」と燃える地元の経営者たちに出会い、心を動かされました。以来、自身の拠点も三豊に移し、このホテルをきっかけに、地域での市民大学や、交通会社他、様々な事業にも一緒に参画させていただくようになったそうです。

そんな秘馬さんが、いま日本航空株式会社(以下、JAL)と取り組んでいるのが「二地域居住」の推進です。きっかけは2024年、JALと瀬戸内ビレッジが結んだ業務提携。JAL社内に生まれた「関係・つながり創造部」は、コロナ禍で移動が止まったことを機に、「旅客を運ぶ」だけではないと、自分たちの役割を見つめ直し、地域と都市をつなぐ「関係人口」づくりに本腰を入れはじめました。
実際に三豊を訪れたJALの担当者は、地域の人々が自らの手で経済圏を回す姿に強い衝撃を受け、単なるリターン計算を超えた共感でこのファンドへの参画を決めたといいます。以来JALは「つながる、二地域暮らし」プログラムを本格始動し、三豊はその実証の舞台のひとつとなりました。移住でも観光でもない、「複数の居場所を持つ」という生き方を、香川県三豊の地から広げようとしています。
JALと古田秘馬さんが手がける「せとうち二拠点生活デザインクラス~空き家を使ったもうひとつの拠点づくり~」開催

そんな古田秘馬さんから三豊の地で、二地域居住のはじめ方や空き家を使った地域ビジネスのつくり方を、実際に学べるプログラムが開催されます。JALと古田秘馬さんが手がける「せとうち二拠点生活デザインクラス~空き家を使ったもうひとつの拠点づくり~」。オンラインの座学と三豊での現地プログラムを通じて、二地域居住の場所選びから空き家リノベーションのリアルまで、まちを耕してきたリーダーたちから直接学べる内容です。8/17(月)には参加無料の事前説明会を開催します。「関係・つながり」を実際に育てている現場を、ぜひ体感しにいらしてください。
▼詳細・お申し込みはこちら
旅アカデミー「せとうち二拠点生活デザインクラス~空き家を使ったもうひとつの拠点づくり~」
https://www.jal.co.jp/jp/ja/tour/jal-academy/program/mitoyo-3/