ハロー! RENOVATION

平野邸や旧村上邸の運営経験を、大磯お試し移住住宅づくりに生かす

ハロリノ編集部

こんにちは、ハロリノのコバヤシです! 現在、プロジェクトリーダーとして大磯町のお試し移住住宅をつくるプロジェクトを進めています。これまでの企業研修所や宿泊施設などの運営経験を通じて感じたこと、そして今回の舞台となる大磯の物件にぼくたちが実際に宿泊してまちの人たちとどうやってつながり、ソーシャル・キャピタルを貯めていっているのか、様子をお伝えします。

目次
1. プロジェクトで重要なのは、事業に共感してくれる仲間づくり
2. “地域とつながる”お試し移住を、先行体験してきました

プロジェクトで重要なのは、事業に共感してくれる仲間づくり

「お試し移住」という言葉は、このプロジェクトに関わるまであまりなじみがありませんでした。前職は仕事の都合で住む場所が変わっていたので、住みたい場所を自ら選択して住む、ということを意識し始めたのはエンジョイワークスに入ってからです。施設運営を行うなかで、住む場所、ひいてはライフスタイルまでも自ら選択し、楽しんでいる方々とたくさん出会えたことで視野が広がりました。

もちろん理想の場所に住むことができたとしても、地域のコミュニティに入るきっかけがなかったり、コロナ禍で孤立したりして“まち”に溶け込めない人も少なからずいました。だから移住お試し住宅をつくる話が上がったとき、地域のコミュニティに移住希望者をつないでいきたいと考えたのです。

「移住お試し住宅」。名前だけみると固い印象がありますが、ぼくらが考える住宅は、大磯に移住したいと思っている人や大磯に興味がある人と、“まち”(地域)”をつなぐ交流拠点(宿泊施設)です。これまで地域のみなさんと一緒に場づくりをしてきた経験を今回に生かしていきます。

プロジェクトを進める上で一番重要なのは、事業に共感してくれる仲間を増やしていくことだと考えています。運営が始まってからも積極的に事業に関わってくれて、ときには運営のアイデアをくれたり、ときには周囲に広めてくれたり。これまで関わってきたプロジェクトを振り返ってみても、鎌倉にある「旧村上邸―鎌倉みらいラボー」、葉山にある「平野邸Hayama」はどちらの施設も開業前から多くの人の共感を得た状態で運営を開始し、いまも多くの方に助けられながら運営しているということが共通していえます。

では、どのようにして運営が始まる前に共感してもらえる”仲間”を増やしているのか。

それはイベント開催とSNS発信です。これまで

・活用方法をみんなで考えるワークショップ
・DIYイベント
・毎週開催のワンコインランチ

など、さまざまなイベントや発信をしてきました。まずは自分たちが地域の魅力を体感して地域の人たちとつながっていき、場づくりに巻き込んでいく。なにより大切なのは、自分たちが楽しみながら発信していくことです。そこで、まずは大磯を知るべくリノベーション前の大磯の物件に宿泊し、移住お試しを体験してきました。

“地域とつながる”お試し移住を、先行体験してきました

今回の舞台となるのは「ふるさと回帰支援センター大磯」代表の富山昇さんがオーナーをつとめるこちらの平屋物件。

オリエンタルな雰囲気の中庭を活かして地域の交流拠点にしていきます。

到着してすぐにお掃除スタート! これからお世話になりますという気持ちを込めて雑巾がけから始めました。

初日は地域の方をお招きして中庭でBBQを開催しました。まずは、買い出しのため大磯駅前へ。

まちを歩いていると、ふとマルシェのチラシが目に入り、地域の方たちとつながれるかも!と思い、帰り際に寄ってみることにしました。月に1度開催されているという「月貫市場」。大磯ではこういった小さなマルシェがいろいろな通りで開催されています。

マルシェの一番の楽しみは、新たにつながった人同士の会話が生まれるところ。ガツガツせず、自然体で接してくれる人がたくさんいるところも大磯の魅力のひとつです。地元で活動されている方々のところへ積極的に足を運んでご挨拶。

とにかくいろいろなところへ顔を出すこと。事業が始まったときにこの方とつながることができたらおもしろいだろうなあとか、中庭をこんな風に使ってくれそうだなあとか、そんな目線でいろいろな方とお話させていただきました。

さて、中庭へ戻って時間になると、ゆるりゆるりとみなさんが集まってきます。今回のBBQは、いままで大磯でぼくたちがイベントや足を運んだ場所でつながったばかりのみなさんをお呼びして開催しました。

シェフを務めてくださったのは、大磯農園で出会った福井さん。今回のBBQの話をしたら、出会ったその日に「行くよ!」といってくれるほどフットワークが軽い人。特製のパエリアを振る舞いながら会を盛り上げてくださいました。

中庭でBBQの準備をしていたら、お隣に移住してきたばかりの方が「おもしろそうなので参加してもいいですか?」と急遽参加いただけることになり、当初予定していた地引網も一緒に体験することに。

大磯移住の先輩で、いまでは地域に愛されるアトリエスペース「At GALLERY N’ CAFE」を運営されている高島さんも以前開催した大磯まち歩きイベントでつながったばかりで、すぐにBBQに参加してくれることに。

大磯にかかわる人はみなフットワークが軽い! 人が人を呼び、徐々に輪が広がっていきます。これも大磯の地域やこの中庭の雰囲気がそうさせるのかもしれません。会は夜まで続いていきます。

翌朝5時、富山さんが迎えに来てくれて、おとなりに移住された方 と一緒に地引網体験へ。大磯にいまではひとつだけ残っているという地引網漁です。

高齢化が進んで漁を行うことができる人も減っているそうです。地引網を行うときは、ボランティアのお手伝いが欠かせないそうで、運営が始まったら興味のある方をどんどんお誘いして地域の漁師さんとつながるきっかけをつくっていきたいと考えています。

今回の一連の体験を通じて、大磯の魅力について少し触れることができました。

心地よい大磯時間、顔の見える丁度よい関係性、歴史的な建物が残る別荘文化、そして何より大磯にはさまざまなことをおもしろがることができる魅力的な人がたくさんいるということ。大切なのは自分たちがおもしろがるということだと、あらためて認識する機会にもなりました。

今後、この施設を運営していく上で大事になってくるのは、ただ移住者を増やすだけではなく、移住者がより良いライフスタイルをこの大磯で送ることができるようにサポートしていくこと。そして大磯のまちとつないでいき、主体的にまちに関わっていく人を増やしていくことを目指していきます。

こうした施設を行政主導ではなく、共感してくれる“仲間”と一緒につくっていくためにも、まずは自分たちがまちの魅力ある人たちとつながっていけるように取り組んでいます。今回つながった人、また今後新たにつながっていく人たちをプロジェクトにどう巻き込んでいくのか。地域との交流拠点となる中庭の活用方法をどうやって一緒に考えていくのか。

多くの方に関心を持っていただけるよう、さまざまな機会をつくっていきます。大磯在住者や出身者、大磯エリアが好きな方はもちろん、移住お試し住宅の運営に悩んでいる人、空き家活用を検討している人など、ぜひこのプロジェクトに参加してください。応援もよろしくお願いします!

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プロジェクトを進めるにあたって、ぼくたちが実際にお試し移住をしています。
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