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プロサイクリストのまちづくり⁉ 自転車でめぐる "ふだんの糸島"

ハロリノ編集部

皆さんこんにちは!糸島半島エコツーリズム協会代表理事の日隈です。こんな堅苦しい肩書きより、自分にとっては「プロサイクリスト日隈」の方が良いかもしれません。
私は、二十歳で自転車競技を始め、大学を自主的に卒業し、フランスへと渡りました。

その後、様々な国を転々としながら、プロの自転車競技者として活動をし、ここ数年は自転車に関係する様々なブランドのアドバイザーとして、製品の開発やプロモーションのお手伝いをしてきました。


さらに、競技者として様々な国や地域に行った経験を活かし、自転車を関連させながらその土地を楽しむためのコンテンツ作りなども取り組んでおりました。

山口県美祢市という、人口2万4千人ほどの小さな街に3年ほど住んで、最寄りのコンビニまで15kmという田舎暮らしを楽しんでおりましたが、この度の二見ヶ浦プロジェクト立ち上げと共に、福岡に引っ越してきました。

このプロジェクトに関わり始めた経緯は、発起人の一人である大原さんに誘っていただいたことがきっかけです。
自分は、競技者として高校、大学、社会人と進んできたわけではなく、二十歳ぐらいの時に自転車競技のプロになりたいと思い、22歳でフランスに渡ってからは、独自で競技チームと交渉し、活動を行ってきました。それを支援してくれたのが大原さんで、その支援のおかげで学ぶことができたヨーロッパとアメリカの道路事情などの知識を活かせるのであれば嬉しいなと思い、このプロジェクトに関わることになりました。

福岡市に実家があり、アマチュア時代から二見ヶ浦周辺を走り回ってきましたが、引っ越し後、ゆっくりと景色を見ながらサイクリングすると当時は気づかなかったちょっとした風景に、改めて良い場所だなという感情が湧いてきました。

プロジェクト第3回目のイベントでは、今までの経験をお話させていただきました。
私が取り組んでいた、自転車ロードレース競技というものは、舗装された道路を1日150km、長いときは200km以上も走る競技です。

そんな競技をオーストラリアと南極を除く、全ての大陸で経験したことがあり、毎日色々な道を走ってきました。国それぞれで特色があり、「乗り物」に対する考え方なども違います。当然、道路の形も変わってくるわけです。

そんな事情を自分が実際走ってみて感じたことをベースにお話させていただきました。

まずそれは、「自転車」という乗り物がどのタイミングで普及してきたか、ということです。ヨーロッパは古くから色々な乗り物の文化があり、それを元に街が造られてきたと考えます。今の街並みを見ても、歩行者、車、自転車、路面電車などがそれぞれの通行帯を持ち、街で共存しています。
アメリカは、車社会の中に自転車が入ってきた感じで、もうすでに街は出来上がっており、大きく道路も拡張することができなくて、さらに大型トラックと自転車の相性が悪いことから、バイクルートという独自の自転車道を脇道に整備しているのが印象的でした。

理想型なヨーロッパ型を目指してしまいそうですが、アメリカのような形もあることも念頭に置いて、そこに関わる人で理想型を話し合っていくことが大切だと感じます。

参加したみなさんからも多くの意見をいただき、新しい考えも出てきました。

子供の遊び道具で、始めての広域移動手段であり、自然の中でしか学べないものがあるとするとそれは教育にもつながると思います。(文部科学省)
サイクルツーリズムなど、旅の道具、相棒として考えるとそれは観光につながります。(国土交通省)
また、化石燃料を使わない移動手段、環境に優しい乗り物という点では環境につながります。(環境省) 

カッコ内は行政の担当省庁ですが、自転車という乗り物と関わる部署は大きくこの三つではないかと思っていて、自転車を通して、日本では難しいとされる横の連携を実現できるのではないかと妄想しています。

このようなことを通じて、糸島らしい道を考えて、少しでも作って行けたらと思っています。
誕生以来、大きく形が変わらなかった自転車ですが、近年はテクノロジーの進化でモーターのアシストが付いていたりします。
このシステムにより、体力レベルを問わず多くの方が一緒にサイクリングを楽しめる世の中になりました。
それでも形は変わらない、不思議な乗り物「自転車」を使って新しいリゾートの形「ふだんリゾート」を感じてもらえる施設を皆様と一緒に作っていければと思ってますので、よろしくお願いします。

 

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