親子や地域の人が交流できる場ってどんなだろう? 第3の居場所に触れる映画「ゆめパのじかん」上映会

ハロリノプロデューサーの山田です。盛岡こども図書館プロジェクトから、10月30日に開催したイベントのレポートが届きました。今回のイベントは「ゆめパのじかん」自主上映会です。子どもたちは市民参画でつくられた「川崎子ども夢パーク」の営みと日常に触れ、なんでも挑戦できる遊び場にワクワク。本プロジェクトでも子どもたち一人ひとりの居場所を地域一丸となってつくっていきたいと、あらためて強く感じる機会となりました。

こんにちは!プロジェクトメンバーの遠藤です。
盛岡中央公園に、こども図書館「みどりのゆび」をつくるプロジェクト。
第5回のイベントは「えほんの森で えいがのじかん」です。

会場は、モリオカえほんの森保育園のホール。
肌寒い秋の日曜日、暖炉をつけて、ドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」を鑑賞しました。

1. 目指すイメージを共有できる作品との出会い

ある日、「川崎市子ども夢パーク」に密着した番組を目にしました。
ルールがないことがルール。
ありのままで子どもたちが過ごしながら、自ら感じた疑問を追求し、遊びながら学んでいる日常が映しだされていました。

私たちが描く、えほん図書館「みどりのゆび」のイメージや、目指している姿に共通点を感じて、SNSやイベントの場で私たちに興味や関心を寄せてくださっている方と、ぜひこのイメージを共有したいと思いました。

ネットで検索すると、川崎市子ども夢パークのドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」が自主上映を募集していることを知り、すぐに申請。
こうして次回イベントの内容が決まりました。

10月30日、モリオカえほんの森保育園で開催した、川崎市子ども夢パークのドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」自主上映会のチラシ

2. 映画「ゆめパのじかん」でつながる

上映会を通して、新たな出会いや地域コミュニティのつながりをつくっていきたい、そんな思いを込めてチラシを作り、準備を進めてきました。
開催前日には上映リハーサルを行いました。
必要な機材が足りないことに気づき、大慌てで買いに走る場面もありましたが、無事にリハーサルを終えることができました。

本番当日は、暖かく穏やかな風が吹く、良い天気に恵まれました。

開場から15分程度、参加申し込み下さった方や、通りかかり立ち寄ってくださった方が続々といらっしゃいました。
今回は、お子さま連れのお客さまのために、急きょスタッフの自宅から持参して座布団を用意。
渋いデザインにも関わらず、子どもたちも喜んで座ってくれました。
赤ちゃんはお布団のように使っていてとてもかわいかったです。

入り口には絵本がいっぱい

絵本を読みたい子どもたちや、おむつを替える赤ちゃんのためのキッズスペース

親子連れで気軽に参加できる上映会のかたちは、こども図書館ならでは!だと思います。

上映会の始まりは、プロジェクトでお世話になっているハロリノの山田さんから、プロジェクトについてのお話。
なんとこの日のために、神奈川県からお越しくださいました!

プロジェクトの内容を会場で伝える山田さん(手前右)

そして、いよいよ上映スタート!
ゆるやかな音楽とともに、子どもたちの声で始まった「ゆめパのじかん」。

「ノートに書いて勉強する学校がつまらなかった」
「なんか分からないけど行くのをやめた」
子どもたちがゆめパに来るようになった理由はさまざまでした。

子どもたちが協力してお店を建てて、自分で商品とその値段を考え、実際に販売するこども夢横丁の場面では、必要以上に大人が介入せずに、子どもたちを信頼し、見守る大人たちの姿勢も素敵でした。

約1時間半の上映は穏やかな雰囲気のなか幕を閉じました。

3. おわりに

それぞれの毎日を過ごす中で、今回のイベントにお集まりいただき、作品を通してイメージや想いを共有できた空間は、思い出に残るひとときとなりました。

私たちは「地域とそだてる」ができる場所を目指し、学童保育とフリースクールを併設した盛岡こども図書館のオープンに向けて準備を進めています。

目指すのはまさに、この映画のように、子どもたちにさまざまな体験を提供できる、子どもたちの居場所。地域のコミュニティスペースにもなりながら、子育て世代が、子育てが楽しいと思うきっかけとなるような子育て支援施設を目指しています。

私たちはこのプロジェクトを共感を持っていただいたみなさんと一緒に育てていきたいと思い、現在、投資型クラウドファンディングを実施中です。
地域の子どもと大人のための「盛岡こども図書館づくり」にご協力ください。

次回イベント案内:クリスマスオーナメントづくり

次回は12月に「クリスマスオーナメントづくり」イベントを企画中です。
サンタクロースからのプレゼントもあるかも!?
詳細が決まりましたらSNSにて発表します。どうぞお楽しみに!

【実施概要】
日 時:12月中旬(予定)13:00~16:00
会 場:モリオカえほんの森保育園ホール
参加費:無料
定 員:未定

最新情報
盛岡こども図書館プロジェクト Instagram
イベント情報のほか、盛岡市紺屋町にある本屋さん「BOOK NERD」の店主、早坂大輔さんがこども図書館のためにセレクトした絵本と児童書を紹介しています。

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盛岡市中央公園の自然に、大人も子どもも包まれて。夏の夕暮れに「音楽とえほんの読み聞かせ会」

<盛岡こども図書館プロジェクト>
住宅地として栄え、子育て世代が増加している盛岡市本宮エリアは、保育所に入れない待機児童問題の解決に加え、市中心部と隣接の矢巾町を結ぶ通勤ルートのため働く親が安心して子どもを預ける場所が求められます。こうした都市部の課題を解決するため、敷地内に「モリオカえほんの森保育園」を整備。また、現在その隣に学童保育とフリースクールを併設した盛岡こども図書館「みどりのゆび」を計画中です。地場産業と触れ合う場などさまざまな体験を通してあそびと学びをつなげ、運営協議会やテナント事業者、盛岡市が一体となってBeBA TERRACE(ビバテラス)*3の魅力化に取り組んでいます。

プロジェクトに投資家として参加しませんか!
プロジェクトでは盛岡こども図書館ファンドを募集中です。詳細は以下をご覧ください。
https://hello-renovation.jp/renovations/12385

<盛岡市中央公園 ビバテラス>
BeBA TERRACEプロジェクトのコンセプトは「あそびを学び、まなびを遊ぶ」。「Be」には「主体性を持って行動する」「あるがままに存在する」という意味を込めており、幅広い世代が新たな都市公園との関わりができる場「BA」を創造します。
住宅地として栄え、子育て世代が増加している盛岡市本宮エリアは、保育所に入れない待機児童問題の解決に加え、市中心部と隣接の矢巾町を結ぶ通勤ルートのため働く親が安心して子どもを預ける場所が求められます。こうした都市部の課題を解決するため、敷地内に保育園やフリースクールの拠点を備えた「こども図書館」を整備。地場産業と触れ合う場などさまざまな体験を通してあそびと学びをつなげ、運営協議会やテナント事業者、盛岡市が一体となってBeBA TERRACEの魅力化に取り組んでいます。

※BeBA TERRACEにおける中央公園整備事業は、盛岡市と民間事業者が協定を結ぶPark-PFI(公募設置管理制度)によって進められています。
https://bebaterrace.com


*1 映画「ゆめパのじかん」について
http://yumepa-no-jikan.com
「やってみたい」がいっぱいある。子どもたちの遊び場「川崎市子ども夢パーク」=通称「ゆめパ」。遊んで、転んで、立ち止まって…誰もが安心して自分らしく過ごせる居場所で育まれる、子どもたちのかけがえのない“じかん”を情感豊かに描いた珠玉のドキュメンタリー2022年制作。遠方にお住まいの方で興味のある方は公式サイトの自主上映会スケジュールをご覧ください。

*2 川崎市子ども夢パークについて
https://www.yumepark.net
神奈川県川崎市高津区にある子どものための遊び場。2000年に制定された「川崎市子どもの権利に関する条例」をもとに市民参画で作られた。工場跡地を利用した約1万㎡の広大な敷地にはプレーパークエリア、音楽スタジオや創作スペース、ゴロゴロ過ごせる部屋のほか、学校に行っていない子どものための「フリースペース・えん」が開設されている。乳幼児から高校生くらいまで、幅広い年齢の子どもが利用している。

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