所沢・椿峰ニュータウンを舞台としたプロジェクトがキックオフ！まち歩きレポート　

公開日: 2022.03.12

こんにちは！ハロリノプロデューサーの大樹です。

ハロリノの新プロジェクトが始まるのは、埼玉県は所沢市。あの「となりのトトロ」の舞台となったまちです。市内で最も人口が密集するエリア「椿峰（つばきみね）ニュータウン」のふもとに位置する元店舗をハロー！ RENOVATIONにて改修資金を調達し、ニュータウン内のおとなり同士のコミュニティ、Neighborhoodを紡ぐ場へとリノベーションします！

今回はプロジェクトのキックオフとして2月19日に実施したイベント「まち歩きツアー」をレポートします！

椿峰ニュータウンは1980年代に市西部に開発され、集合住宅、戸建住宅が立ち並んでいます。地域の中心を通る緑道から保全森「トトロの森」と直結していることや、独自に緑と景観のルールを定めた緑地協定などにより緑豊かな住環境が整っています。

今回のプロジェクトリーダーは建築家・隈研吾さんが手がけた「角川武蔵野ミュージアム」のお隣で、同じく隈研吾さんがデザインした「武蔵野樹林カフェ」を運営している一般社団法人まちつくり所沢代表理事の平山毅さん。設計には同じく椿峰ニュータウンが育ちの町である、建築家・藤村龍至さんに設計いただきます！

平山さんが運営する武蔵野樹林パーク内に位置する「武蔵野樹林カフェ」

魅力発掘をテーマに、参加者16人が下山口駅をスタート

集合写真　※撮影時のみマスクを外しています

2月19日に椿峰ニュータウンで行われたまち歩きツアー。雨の心配もあったものの、寒すぎず春の気配を感じる天気となりました。テーマは「魅力発掘」です。まちづくりに興味のある方や椿峰にゆかりのある方、計16人が参加してくださいました。

西武狭山線の下山口駅に集合後、まずは体温確認。そしてツアーマップとふせんをお渡ししました。ふせんにはツアーの中で気づいた「椿峰エリアの良いところ」「地域の方が参加できる取り組み」を書いていただきます。

それではさっそくツアー開始です。まずは茶畑を通って、一般社団法人つばきのわが運営する「つばきのわのお店」へ。スタッフの方に活動について説明していただきました。

次は今回のプロジェクト予定地へ向かいます。みなさん自己紹介をしながら、さっそく椿峰についてお話をしていらっしゃいました。

椿峰キッチンでは建物内を見学していただきました。内部を実際に見ると、どのような空間になるのか想像が膨らみます。

続いて八雲神社、山口公民館を通り、椿峰緑道に入ります。道中では椿峰にお住いの参加者が関わっている取り組みをうかがいました。木々の整備や地域の方々で設置したベンチ、また「椿峰みんなのお庭」について実際携わっていただいている方にお話いただき、参加者のみなさんはコミュニティづくりについて意見交換をしていました。